このような経済環境の中で、当社の属するファインケミカル業界につきましては、需要は昨年度後半と同水準の状況が続きましたが、原材料価格やエネルギーコストは高い水準が続いており、依然として厳しい状況で推移しました。一方、当社においては、昨年度前半に大きく落ち込んだ売上の反転や一部製品について需要回復の動きがあり売上は増加しましたが、利益面では引き続き厳しい環境下にあります。
具体的な当中間会計期間における当社の売上高は、化学品事業では、昨年度、グローバルマーケットにおける在庫調整により低調な水準であった紫外線吸収剤が大幅に増収となったほか、酸化防止剤の販売拡大をはじめ、その他製品分野での回復もあり、受託製造製品の減収をカバーし増収となりました。ホーム産業事業では、消費マインド低迷により特に木材保存薬剤の販売が振るわず、減収となりました。これらにより売上高全体では、前年同期比718百万円増の5,071百万円(前年同期比16.5%増)で着地いたしました。利益面では、昨今の各種コストの高騰に対応するため、価格転嫁の取り組みを推し進めたものの、原材料をはじめとする全てのコスト高騰を吸収するには至らず、営業利益は179百万円(同14.9%減)となりました。経常利益は営業外費用として生産休止費用を107百万円計上し47百万円(同37.8%減)、税引前中間純利益については、特別損益の計上がなかったことから経常利益と同額の47百万円(同54.4%減)となりました。中間純利益については、法人税、住民税及び事業税が21百万円、法人税等調整額が△12百万円となり38百万円(同45.1%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
2024/11/13 10:14