世界経済は、地政学リスクの高まりがみられるものの、米国では好調な企業業績の牽引もあり株価が過去最高値を更新し、欧州でも内需を中心に堅調な回復をみせる等、全体として改善傾向となりました。国内経済は、企業業績が回復し設備投資が持ち直しましたが、賃金の伸び悩み等から個人消費は緩やかな回復に留まりました。
このような状況のもと、帝人グループの当第3四半期の連結決算(累計)は、各事業の販売が総じて堅調に推移したことや、複合成形材料事業で昨年1月に買収した米国Continental Structural Plastics Holdings Corporationが加わった影響等があり、売上高は前年同期比で14.9%増の6,147億円となりました。営業利益は、医薬品分野におけるアルツハイマー治療薬の候補化合物のMerck & Co., Inc.(米国メルク社)への導出対価計上や米国在宅医療からの撤退等の影響もあり、同29.1%増の563億円となり、経常利益は同24.1%増の568億円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比16.6%増の397億円となりました。1株当たり四半期純利益は、201円92銭(同28円69銭増)となりました。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況は次のとおりです。
2018/02/09 15:15