有価証券報告書-第112期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/22 14:19
【資料】
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【項目】
120項目
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(平成30年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営の基本方針
当社グループは、「卓越した技術と製品により社会に貢献する」「株主の利益を尊重し、社員の人格を大切にする」「環境と共生し、国際標準に準拠しつつ、永遠の発展を目指す」を経営理念としております。
この理念のもと、経営の基本方針として「創意工夫を社是とし、独自の技術と製品をもって顧客の要望と信頼にこたえる」「世界に活躍する企業として総合開発力を結集し、新製品・新需要の開発に挑戦する」「人材の育成・登用をはかるとともに、一切の無駄を省き、高生産性・高収益を追求する」を掲げ、持続可能な成長を実現する体制を構築するとともに、さらなる企業価値向上を追究してまいります。
(2)中長期的な経営戦略、事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループの中長期的な経営戦略としましては、明確な長期ビジョンのもと、以下の経営の基本戦略、事業上及び財務上の対処すべき課題を着実に遂行することで、中長期的な成長と企業体質の強化を図ってまいります。
① 国内事業の安定的な収益基盤の構築
・生産効率化とコスト低減による競争力強化
工場の生産体制の抜本的見直しや生産設備の適正化、さらには製品・原材料の統廃合の推進、配合原底等に徹底的に取り組み、高収益体質を構築してまいります。
・高付加価値製品の販売増強によるシェア拡大
当社の強みである機能性・軽量化・環境対応を主眼に、自動車製品関連・塗料関連の両事業において、他社に対し差別化できる高付加価値製品の販売増強により、業界シェアを拡大してまいります。
・品質向上の一層の推進
基本動作の徹底、なぜなぜ運動による真の原因追究、恒久対策実施により品質向上を推進してまいります。
②「技術のニットク」の強化と新技術・新製品の開発
・「技術のニットク」の強化
事業部門間の研究開発のシナジー効果を高めつつ、ニットクらしさ・強みを生かした高機能・高付加価値製品の開発を推進してまいります。特に自動車製品関連事業については、次世代環境車、自動運転化の進展を見据え、ニーズの多様化に対応する将来技術の開発を推進してまいります。
・新規事業への取組み強化
自動車の防音技術を生かし、防音に関するさまざまな企業、個人のニーズに応える防音製品を開発し、新たなビジネス展開を目指してまいります。
③ グローバル展開の加速
自動車メーカーのグローバル展開に対応し、技術提携先との連携を強化するとともに、日本国内からの技術・営業・生産面での支援により、一層の業績拡大を目指してまいります。
④ 持続的な成長に向けた事業基盤の充実
・人財(材)育成と働きやすい環境の醸成
多様な人財の活性化、高度専門人財およびグローバル人財の育成・強化を進める。また働き方改革を推進し、当社の良きDNAの1つである「働き甲斐のある活力に満ちた企業風土」を深化・醸成し、次世代に継承してまいります。
・コンプライアンスへの徹底的な取組み
リスク点検・リスク対策を継続的に実施するとともに、「行動規範」の遵守徹底およびコンプライアンス意識の向上を図ってまいります。
・コーポレートガバナンス・コードへの的確な対応
コーポレートガバナンスを着実に推進するとともに、グループ全体での内部統制体制の充実、多面的なリスクマネジメントを展開してまいります。
・CSR(企業の社会的責任)の推進
さまざまな社会的課題の解決に寄与する製品・サービスを提供する企業、さまざまなステークホルダーとの係わりを大切にする企業を目指す。また、環境との調和ある成長を経営の最重点課題のひとつと位置づけ、環境に配慮しつつ機能性を追及し、環境保全、そして快適な社会づくりに貢献してまいります。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、持続可能な成長性を確保する観点から前期対比売上高成長率、売上高経常利益率を採用しております。これらを重要な指標として位置づけ、販売の増強とともに生産体制の拡充・生産性効率化を図り、安定的な収益基盤の構築による企業価値向上を目指してまいります。
(4)当社グループを取り巻く経営環境
自動車業界におきましては、100年に一度と言われる大変革期を迎え、環境規制強化の流れの中、自動運転、電気自動車、コネクテッド、シェアリングの大きなトレンドの波が同時に押し寄せ、競争環境が大きく変わろうとしております。また、自動車生産は、日本経済の低成長という構造的問題から国内生産の増加は期待できず、中国等の新興国への自動車生産シフトが加速しております。
一方の塗料業界におきましては、国内市場はオリンピックや震災復興の需要が期待されるものの、趨勢的には縮小傾向にあり、業界内の競争は引き続き熾烈を極めるものと予想されます。

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