- #1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
(注)全社・消去の金額は、主に報告セグメントに帰属しない新事業に係る減損損失です。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
2024/03/28 15:13- #2 企業結合等関係、連結財務諸表(連結)
アドバイザリー費用等 405百万円
(6) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
①発生したのれんの金額 :5,971百万円
2024/03/28 15:13- #3 会計方針に関する事項(連結)
- のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、20年以内の合理的な期間で均等償却しています。2024/03/28 15:13 - #4 報告セグメントの概要(連結)
当社は、「プリンティングマテリアル」、「パッケージングマテリアル」、「カラーマテリアル」、「ディスプレイマテリアル」、「パフォーマンスマテリアル」、「コンポジットマテリアル」の6つの製品本部を基本として組織が構成されており、各製品本部単位で事業活動を展開しています。
このうち類似する製品本部を集約し、「パッケージング&グラフィック」、「カラー&ディスプレイ」、「ファンクショナルプロダクツ」の3つを報告セグメントとしています。
「パッケージング&グラフィック」は、グラビアインキ、オフセットインキ、新聞インキ、ジェットインキ及びポリスチレンなどを製造販売しています。「カラー&ディスプレイ」は、有機顔料、液晶材料及びヘルスケア食品などを製造販売しています。「ファンクショナルプロダクツ」は、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、PPSコンパウンド及び工業用テープなどを製造販売しています。
2024/03/28 15:13- #5 従業員の状況(連結)
(1) 連結会社の状況
| 2023年12月31日現在 |
セグメント | 従業員数(人) |
パッケージング&グラフィック | 10,320 |
カラー&ディスプレイ | 4,309 |
(2) 提出会社の状況
2024/03/28 15:13- #6 有形固定資産等明細表(連結)
機械及び装置 新事業(サステナブルエネルギー領域)製造現場 1,703
のれん カラー&エフェクトジャパンのれん 1,207
ソフトウエア 新基幹システム開発 3,849
2024/03/28 15:13- #7 株式の取得により新たに連結子会社となった会社がある場合には、当該会社の資産及び負債の主な内訳(連結)
株式の取得により新たにInnovation DIC Chimitroniques Inc.を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに取得価額と取得のための支出(純額)との関係は次のとおりです。
流動資産 | 2,115 | 百万円 |
固定資産 | 8,075 | 百万円 |
のれん | 5,971 | 百万円 |
流動負債 | △1,088 | 百万円 |
2024/03/28 15:13- #8 減損損失に関する注記(連結)
当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
用途 | 種類 | 場所 | 金額(百万円) |
その他 | のれん | ドイツ 他 | 19,653 |
工場資産 | 土地、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、その他 | 群馬県館林市 | 3,278 |
工場資産 | 機械装置及び運搬具、建物及び構築物、その他 | 米国 | 2,816 |
その他 | のれん | 中国 | 2,518 |
工場資産 | 建物及び構築物、土地、機械装置及び運搬具、その他 | 栃木県栃木市 | 895 |
工場資産 | 機械装置及び運搬具、建物及び構築物、その他 | 大阪府高石市 | 692 |
工場資産等 | 機械装置及び運搬具、のれん、土地、建物及び構築物、その他 | その他 | 491 |
合計 | 33,537 |
(減損損失を認識するに至った経緯)
工場資産については、回収可能価額が帳簿価額を下回った資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額しました。
2024/03/28 15:13- #9 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
2020年1月 迪愛生投資有限公司副総経理・CFO
2023年1月 パッケージング&グラフィック事業企画部長
2024年1月 内部統制部担当マネジャー
2024/03/28 15:13- #10 研究開発活動
当連結会計年度における研究開発費は、17,189百万円であり、このほか、当社及びDICグラフィックス㈱における製品の改良・カスタマイズなどに関わる技術関連費用は、14,981百万円です。主な研究開発の進捗状況は以下のとおりです。
(1) パッケージング&グラフィック
印刷インキ分野では、印刷適性を向上させたLED対応高感度UVインキ新製品の販売を開始、ヒートシール剤では医薬品用PTP(Press Through Package)向け水性タイプやPVC容器フィルムを含む各種容器向けに低温領域から性能を発揮する新製品を開発しました。また、硝化綿やホルムアルデヒド未使用で従来型と同レベルの耐熱性を有するOP(Over Print)ニスの展開を開始しました。
2024/03/28 15:13- #11 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
経常利益は、前年同期比76.9%減の92億円でした。
親会社株主に帰属する当期純利益は、399億円の赤字となりました。カラー&ディスプレイにおいて2021年6月に買収したC&E顔料事業ののれんに係る減損損失を197億円計上するなど、特別損失が大幅に増加しました。
EBITDAは、前年同期比63.9%減の308億円でした。
2024/03/28 15:13- #12 設備の新設、除却等の計画(連結)
当社グループは、多種多様な事業を国内外で行っており、設備の新設、増設、合理化等の計画の内容も多岐にわたっているため、セグメントごとの数値を開示する方法によっています。翌連結会計年度の設備投資計画は631億円であり、セグメントごとの内訳は以下のとおりです。
セグメント | 2023年12月末計画金額(百万円) | 設備等の主な内容・目的 | 資金調達方法 |
パッケージング&グラフィック | 20,900 | 海外におけるパッケージ用インキ製造設備の新設等 | 自己資金及び借入金 |
カラー&ディスプレイ | 12,200 | 日本における機能性顔料製造設備の更新等 | 自己資金及び借入金 |
(注)1.各セグメントに共通の設備投資計画は、その他及び全社に含めています。
2.経常的な設備の更新のための除売却を除き、重要な設備の除売却の計画はありません。
2024/03/28 15:13- #13 設備投資等の概要
当連結会計年度における設備投資の内訳は以下のとおりです。
セグメント | 設備投資金額(百万円) | 設備等の主な内容・目的 | 資金調達方法 |
パッケージング&グラフィック | 19,289 | プリンティングマテリアル製造設備更新等パッケージ用インキを中心とした環境対応製品の設備増強、生産効率向上のための更新などを行いました。 | 自己資金及び借入金 |
カラー&ディスプレイ | 11,433 | 顔料製造設備更新等塗料用顔料や機能性顔料などの生産効率を向上させるための設備更新などを行いました。 | 自己資金及び借入金 |
(注)複数セグメントに共通する設備投資については、各セグメントに配賦しています。
2024/03/28 15:13- #14 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(連結)
ヘッジ対象の相場変動又はキャッシュ・フロー変動とヘッジ手段の相場変動又はキャッシュ・フロー変動の間に高い相関関係があることを確認し、有効性を評価しています。
(8) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、20年以内の合理的な期間で均等償却しています。
2024/03/28 15:13- #15 重要な会計上の見積り、連結財務諸表(連結)
暫定的な会計処理の確定に伴う取得原価の当初配分額の見直しの内容及び金額は以下のとおりです。
のれん(修正前) | : 19,598百万円 |
のれんの修正金額 | |
流動資産 | : 2,362百万円 |
固定資産 | : 149百万円 |
流動負債 | : △889百万円 |
固定負債 | : △1,679百万円 |
修正金額合計 | | : △58百万円 |
のれん(修正後) | | : 19,540百万円 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
①当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法
2024/03/28 15:13- #16 重要な会計方針、財務諸表(連結)
機械及び装置 8年
(2) 無形固定資産(のれん、リース資産を除く)
定額法
2024/03/28 15:13