このような状況の中で、当社グループはコア事業である印刷インキ事業において、各拠点での拡販に注力するとともに、環境に配慮した安全・省エネ志向製品や顧客ニーズに応じた地域密着型製品の開発、TPM活動の深化による生産性向上などに取り組みました。また、印刷インキの一部の原材料につきましては、感染症の影響や中国における環境規制の強化により、供給不足や価格の高騰が生じていることから、サプライチェーンの安定化やコスト削減の推進に取り組みました。一方、機能性材料事業では、インクジェットインキをはじめとして、トナー、カラーフィルター用顔料分散液などの開発・拡販に取り組むとともに、製品の安定供給に努めました。
売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、印刷情報関連の印刷インキが低調であったものの、パッケージ関連の印刷インキは拡販の奏功や需要の増加により欧米が好調であったことなどから、412億6千9百万円(前年同期比0.2%増加)となりました。
利益面では、印刷インキ事業において、パッケージ関連の販売数量の増加に加え、コスト削減が寄与したことなどから、営業利益は19億8百万円(前年同期比20.1%増加)となりました。経常利益はブラジルレアル、インドネシアルピアなどの現地通貨安の進行により多額の為替差損が発生したことなどから、11億1千8百万円(前年同期比40.4%減少)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億5千4百万円(前年同期比40.2%減少)となりました。
2020/05/26 17:05