訂正有価証券報告書-第104期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2019/12/20 9:13
【資料】
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【項目】
100項目

対処すべき課題

当社グループは、厳しい環境の中で成長していくために「新中期3か年計画」を当連結会計年度に策定しました。
我々を取り巻く環境、当社の強みを考慮した上で二つの大きな方向性を打ち出しております。
① 既存事業での更なる収益力の向上
② 差別化できる技術・製品の創出
当社の主力ビジネスである「CMO事業」「OTC事業」において、成長できている主要因は「価格競争力」であります。この価格競争力を更に強化し、この領域でのトッププレイヤーを目指します。
また、両セグメントにおいて、共通している当社の強みは「販売力のある顧客と強い結びつきがある」という事であります。当社の顧客は常に新しい切り口の製品・技術を求めており、現在、我々はその要望に十分に応える事ができているとは言えない状況であります。全社を挙げて顧客の求める「差別化できる技術・製品」の創出を推し進めてまいります。
これらの二つの方向性を実現するべく、3年間5つの事業戦略骨子を持って進めてまいります。
①CDMO事業の更なる強化
②次の10年を支える製品・技術・ビジネスの確立
③安定供給体制の強化
④ビジネスオペレーションの強化
⑤次世代を担う人材育成機能の強化