このような業界環境の下、これまで適正価格販売で比較的高い薬価を維持してきた当社製品の薬価が大幅に下落したため、販売価格の見直しをせざるを得ませんでしたが、当社の特徴である直販体制や付加価値製剤などの価格以外の強みを活かし、取引先数と販売数量を伸ばしました。また、前述の使用促進策により、DPC病院における当社製品の採用が増加し、門前の保険薬局と併せて売上が増加しました。その結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、53,055百万円(前年同期比17.3%増)となりました。
コスト面では、工場稼働率の向上や山形工場の減価償却費の減少などの一方で、大幅な薬価引き下げによる影響が見られるものの、当社主力製品の売上数量の増加などにより、原価率は48.6%と、前年同期と比較してわずかに低下しました。販売費及び一般管理費に関しては、付加価値製剤などを含む開発品目の増加に伴う研究開発費の増加などにより、2,137百万円増加しましたが、売上高の増加と比較して低い伸びにとどまり、営業利益は8,612百万円(同34.8%増)となりました。また、急速に進んだ円安の影響により、デリバティブ評価益2,958百万円が発生したため、経常利益は12,506百万円(同64.6%増)、四半期純利益は8,905百万円(同73.3%増)と大幅な増益になりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
2015/02/10 9:07