医薬品業界では、これまで以上に企業連携を模索する動きが加速しています。これは、①医薬品開発にかかるコストやリスクが増大しそれらを単独の会社では負担できないこと、②グローバルな市場での投資資金の回収が必須であること、③医薬品開発に必要な技術が多様化し、各企業が得意とする技術を持ち寄り協力して医薬品開発を行う必要があることなどが原因です。このような状況下、ベンチャー企業は自分たちが創薬の担い手であるという自負を持ち、リスクを取って医薬品開発に邁進することが社会的に求められています。
このような環境の中、当社の当事業年度の売上高は北京泰徳製薬との包括的支援契約に基づく報酬や大手製薬企業からのDDS製剤開発の受注等により24,897千円(前期比34.2%増)となりました。販売費及び一般管理費の研究開発費は、LT-4002の第Ⅱ相臨床試験がひと段落ついたこと等により373,095千円(前期比37.1%減)、販売費及び一般管理費のその他は支払報酬の増加等により268,416千円(前期比132.2%増)となったため、営業損失は630,214千円(前期は営業損失693,604千円)となりました。また、北京泰徳製薬の2020年12月期にかかる配当決議が延期されたものの、2019年12月期にかかる配当決議が当社の当事業年度中に行われたため、結果として当事業年度においては受取配当金が875,615千円であったことから、経常利益は271,089千円(前期は経常損失728,982千円)、当期純利益181,397千円(前期は当期純損失807,206千円)となりました。
創薬事業における現在開発中のパイプラインの状況は次のとおりであります。
2021/06/30 11:09