医薬品業界では、新型コロナウイルスに対するワクチンや治療薬の開発で遅れを取った日本の製薬企業を再び世界のトップに押し上げるために、官民をあげた取り組みが始まっております。当社も「ベンチャー企業が創薬の担い手である」という自負を持ち、リスクを恐れず医薬品開発に邁進していく気持ちを新たにしております。
このような環境の中、当社の当事業年度の売上高は5,116千円(前期比79.4%減)となりました。内容は北京泰德製薬股份有限公司に対する包括的支援契約による報酬や製薬企業からのDRコンサルティングの受注等が主なものとなっております。販売費及び一般管理費の研究開発費は、CIPN(化学療法誘発性末梢神経障害)を対象とする臨床試験を開始したこと等により435,091千円(前期比16.6%増)、販売費及び一般管理費のその他は支払報酬の減少等により188,590千円(前期比29.7%減)となったため、営業損失は618,643千円(前期は営業損失630,214千円)となりました。営業外収益として、北京泰徳製薬の2020年12月期に属する配当を当期に395,562千円計上しております。このほか、2021年12月期に属する配当につきましては、2022年3月に開催された同社の株主総会で883,553千円を配当する事が事実上決定しておりますが、中国での新型コロナウイルス感染拡大の影響で同社の董事(役員)全員の署名が完了していないため、当該配当は翌期に計上することを予定しております。そのため、経常損失は221,583千円(前期は経常利益271,089千円)、当期純損失は263,499千円(前期は当期純利益181,397千円)となりました。
創薬事業における現在開発中のパイプラインの状況は次のとおりであります。
2022/06/30 10:23