当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上収益は、前年同四半期比182億円(2.4%)減収の7,388億円となりました。グローバル主力品エンハーツ(一般名:トラスツズマブ デルクステカン T-DXd/DS-8201)、リクシアナ等の伸長に加え、アストラゼネカ社とのダトポタマブ デルクステカン(Dato-DXd/DS-1062)のグローバル開発及び商業化に係る契約時一時金の収益計上(25億円)等があったものの、国内における薬価改定やワクチン販売提携の終了、メマリー、イナビルやインジェクタファーの減収等により、減収となりました。売上収益に係る為替の減収影響は59億円となりました。
営業利益は、前年同四半期比661億円(42.5%)減益の895億円となりました。売上原価は、売上収益が減少したものの、前年は高槻工場の譲渡に伴う子会社売却益(188億円)等を計上していたため、前年同四半期並みの2,564億円となりました。販売費及び一般管理費は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による販売促進費の減少があったものの、エンハーツに係る費用増(販促費及びプロフィット・シェア)に加え、前年は日本橋ビルの売却に伴う有形固定資産売却益(106億円)を計上していたため、210億円(10.1%)増加の2,293億円となりました。研究開発費は、エンハーツに係るアストラゼネカ社とのコストシェアによる費用減があったものの、3つの主力ADC(トラスツズマブ デルクステカン:T-DXd/DS-8201、ダトポタマブ デルクステカン:Dato-DXd/DS-1062、パトリツマブ デルクステカン:HER3-DXd/U3-1402)への研究開発投資や、がんプロジェクトの開発体制強化に伴う費用増等により、267億円(19.5%)増加の1,636億円となりました。営業利益に係る為替の減益影響は13億円となりました。
税引前四半期利益は、前年同四半期比604億円(37.8%)減益の996億円となりました。為替差損益の改善等により、金融収支が57億円改善し、営業利益に比べて減益額が小幅となりました。
2021/02/05 14:37