このような環境の中、当社グループは長期ビジョン「HOPE100」の実現に向けて、2021年3月期にスタートした中期経営計画「HOPE100 -ステージ3-(2020年度~2023年度)」のもと、2022年3月期の経営方針に「オリジナリティーの追求に向けた“見極め”」を掲げ、新薬群の成長加速、開発パイプラインの拡充、創薬のスピード向上、コスト競争力の向上に積極的に取り組みました。
当第2四半期連結累計期間における売上高は、薬価改定(杏林製薬㈱6%台)及び新型コロナウイルス感染症の影響等により、当社グループが重点領域とする呼吸器科・耳鼻科等の医療用医薬品市場はマイナス成長となったものの、積極的な普及促進によって新薬群が伸長するとともに、一部の後発医薬品企業の品質問題に端を発した製品の供給不安の影響によって主要な長期収載品の売り上げが増加し、新医薬品等(国内)は前年同期を上回る実績となりました。また後発医薬品の売り上げも増加し、全体の売り上げは491億02百万円(前年同期は477億35百万円)となり、予想を上回る実績で推移しました。
利益面では、原価率が上昇したことにより売上総利益は223億69百万円(前年同期は248億22百万円)と前年同期に対して減少しました。他方、販売費及び一般管理費は、慢性咳嗽治療薬の導入に関わる契約一時金を計上したもののコスト削減等により、224億38百万円(前年同期は233億20百万円)と前年同期に対して減少しました(内、研究開発費:43億64百万円、前年同期は52億00百万円)。これらの結果、営業損失は68百万円(前年同期は営業利益15億02百万円)、経常利益は2億85百万円(前年同期は18億13百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億21百万円(前年同期は21億18百万円)となりました。
2021/11/12 15:03