当社を取り巻く業界におきましては、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が続いておりますが、自動車関連部品を中心に、前年同四半期における大幅な需要減少からの回復が見られました。しかしながら、自動車関連や家電分野では、東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大による製品生産の停滞や半導体不足に伴う得意先による生産調整を背景に、第2四半期終盤以降は先行き不透明な受注状況が続いております。電子ペンやプリンター部品では、テレワークや在宅勤務の増加を背景に、一定の需要を維持しております。医療機器関連では、各国における経済活動の制限に影響を受けつつも、得意先からの安定的な受注により医療機器の需要は底堅く推移しております。
このような経済環境の中、当社グループにおきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い減少していた取引先からの受注が回復したことなどにより、売上高は増加いたしました。一方で、感染拡大を背景とした各拠点のロックダウン等による生産効率の悪化に伴う費用や固定費が高止まりしたことにより、営業利益は減少いたしました。また、経常利益につきましては、米ドルに対する各国通貨安の進行に伴い為替差損が減少したものの、営業利益の減少による影響が大きく、減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、固定資産売却益の増加に加え、連結子会社であるハントンスプリングインダストリーズSDN.BHD.の解散及び清算に伴い前年同四半期に計上した関係会社整理損失引当金繰入額が当第3四半期は発生しなかったことにより、大きく増加いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高は150億6千万円と前年同四半期と比べ6億8千5百万円(4.8%)の増収、営業利益は5億2千2百万円と前年同四半期と比べ3億6千7百万円(41.3%)の減益、経常利益は5億8千6百万円と前年同四半期と比べ2億1千6百万円(26.9%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億1千8百万円と前年同四半期と比べ3億7千7百万円(941.1%)の増益となりました。
なお、第1四半期連結会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご確認ください。
2022/09/13 15:22