一方、利益面におきましては、当事業年度は原価率が高めの仕入商品が少なく生産数が平常水準に回復してきていること、および棚卸資産の評価損が減少したことにより、売上原価率は前期比3.2ポイント減の28.2%となりました。しかしながら、売上高が前事業年度比16.7%減となった影響が大きく、売上総利益は前事業年度比12.9%減となりました。販売費及び一般管理費につきましては、経費使用方針に基づく予算管理を徹底した結果、前事業年度比9.0%減となりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は2,942,229千円(前事業年度3,534,133千円、16.7%減)、営業損失は18,067千円(前事業年度営業利益83,280千円)、経常損失は21,565千円(前事業年度経常利益81,713千円)、また営業拠点の再編による事業改革費が発生し、特別損失を75,656千円計上したこと、及び直近事業年度において経営計画が未達の状況が続いているため繰延税金資産を275,478千円取り崩し、税金費用等を275,478千円計上したことにより、当期純損失は△384,612千円(前事業年度純利益40,375千円)となりました。
部門別の販売実績につきましては、次のとおりであります。
2023/06/30 11:02