当社グループの主要製品である印刷インキの需要先であります印刷業界におきましては、個人消費の停滞から流通する印刷物は伸び悩み、一時的に伸びたインバウンドによる印刷物増加も、アジアの景気減速や通貨の円高シフトにより停滞傾向となりました。また、情報の電子化及び少子化の影響による出版・商業印刷が縮小傾向にあり、引き続き厳しい状況が続いております。中国をはじめとしたアジア地域でも、景気は減速傾向にあり印刷需要が伸び悩みました。また、特殊UVインキに関係する液晶ディスプレイ関連市場は、マクロ経済の低迷と各国通貨の対ドル為替安の進行が相まって価格が上昇し、TV市場の需要が低迷致しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、UVインキ(紫外線硬化型インキ)は堅調に推移したものの、平版インキ、特殊UVインキの販売が減少したことにより、467億59百万円(前年同期比3.9%減)となりました。利益面におきましては、営業利益は25億86百万円(前年同期比10.9%減)となりました。経常利益は、持分法による投資利益7億94百万円を計上したことにより、35億21百万円(前年同期比10.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産除却損1億51百万円、法人税等7億61百万円を計上したことにより、25億12百万円(前年同期比17.9%減)となりました。
(3) 当連結会計年度の財務状態の分析
2016/06/17 13:40