海外向け販売では、経済が引き続き円安方向に推移する中、東アジア地域の中国市場では経済の停滞が見られ、現地生産品については国内販売の増加に加え東南アジア方面への輸出を増やしたものの、日本からの輸出が苦戦したことで、わずかに前期を下回りました。しかし、韓国において現地語パッケージの「ガラコ」を中心に販売が増加し、中国向け販売の落ち込みをカバーしたことで、東アジア地域はほぼ前期並みの結果となりました。東南アジア地域のタイでは、施工店向け業務用コーティング剤の販売が増加したことに加え、現地のニーズを捉えた商材を新たに投入したことにより販売を伸ばしました。あわせて、インドネシアではガラスお手入れ製品の販売が増加したことで、東南アジア地域は前期を上回る結果となりました。さらに、ロシア向け販売では、前年の在庫調整が終わり販売が回復したことや、現地代理店の地方新拠点の増設で販路が拡大したことにより、好調に推移しました。その結果、海外向け販売全体では、東南アジア向けの好調な販売やロシア向け販売の回復により、前期を上回る結果となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間におけるファインケミカル事業部門は、海外向け販売で売上を伸ばしたものの、国内向け販売の減少をカバーできず、売上高は2,761百万円(同4.3%減)となり、新製品の拡販のための広告宣伝費等の増加により、営業利益は240百万円(同35.8%減)となりました。
(ポーラスマテリアル)
2014/08/08 9:08