有価証券報告書-第43期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/20 10:15
【資料】
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【項目】
116項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
a.監査役監査の組織及び人員
(a) 当社は、監査役会設置会社であり、常勤監査役1名、社外監査役2名で構成されております。
(b) 各監査役の経験及び能力
氏名経験及び能力
常勤監査役
瀧 村 明 泰
企業経営に精通し、その豊富な経験と幅広い見識を有しております。
社外監査役
村 田 智 之
公認会計士及び税理士として企業会計と税務に精通し、その豊富な経験と幅広い見識を有しております。
社外監査役
竹 仲 勲
税理士として税務に精通し、その豊富な経験と幅広い見識を有しております。

b.監査役及び監査役会の活動状況
(a) 監査役会の開催及び出席状況
当社は、当事業年度において監査役会を13回開催しており(うち臨時開催1回)、個々の監査役の出席状況は次のとおりであります。
氏名出席回数
瀧 村 明 泰10回/10回
村 田 智 之13回/13回
竹 仲 勲12回/13回
岡 森 久 倫13回/13回

(注)常勤監査役の瀧村明泰は、2021年6月18日付で就任したため出席回数は就任後に開催された監査役会を対象としております。
(b) 常勤監査役の活動状況
常勤監査役の瀧村明泰は、代表取締役社長との面談を毎月1回定期的に実施し、経営方針を確認するとともに会社が対処すべき課題、会社を取り巻くリスク等について協議し、調査するとともにその内容は社外監査役にも適時に共有しております。また、取締役が参加している社内の重要な会議に出席して監査し、必要に応じて意見を述べております。
その他、内部監査部門との緊密な連携の下事業所の監査を行うとともに、必要に応じて会計監査に随行しております。
(c) 社外監査役の活動状況
社外監査役の村田智之、竹仲勲及び岡森久倫は、すべての事業所を分担して往査するほか、毎月の監査役会において内部監査部門からの報告を受け監査に関する意見を述べております。また、村田智之は情報開示委員会に出席し、その専門的知見を活かして監査し、意見を述べております。
c.監査役会の主な検討事項
経営各層の管理の仕組み及び運営に着目し、これを適法経営、効率性の視点に立って監査することにより、もって経営管理の改善・向上に資することを基本方針としております。監査役会の主な検討事項は次のとおりであります。
(a) 業務監査
・会社法内部統制システムの整備(法令遵守、損失危険管理、情報保存管理、効率性確保体制)状況と企業の社会的責任を鑑みた業務執行状況
・金商法財務報告に係る内部統制環境整備状況
・コーポレートガバナンス環境の整備状況
・経営方針等に基づいた効率的な業務執行及びリスク管理の実施状況
・「働き方改革」に関する取り組み状況
・新型コロナウイルス感染防止に関する取り組み状況
・不正の再発防止策の実施状況
・内部監査室との連携強化
(b) 会計監査
・支店における運用実務
・在庫管理(滞留在庫ほか)
・債権管理状況
監査役4名は、取締役会等の重要な会議に出席し、取締役の業務執行について監査役会で協議を行うことにより適法性を確保しております。
また、村田智之は公認会計士及び税理士の資格を、竹仲勲は税理士の資格を、岡森久倫は公認会計士及び税理士の資格を有しており、その専門的な知識・経験等から当社経営に関する的確な助言を行っております。
② 内部監査の状況
イ 内部監査
代表取締役社長直轄の独立した業務監査部門である内部監査室(5名)が、各部門での業務活動が適正かつ効率的に行われているかを日常的に監査しております。重要事項につきましては、代表取締役社長特命による監査等を実施することにより、内部監査システムの充実を図っております。
ロ 監査の連携並びに内部統制部門との関係
内部統制部門である内部監査室、監査役及び会計監査人での三者合同会議を定期的に開催することで、内外の経営環境に存在するリスクを監視し、監査の実効性と効率性の向上を目指しております。
③ 会計監査の状況
イ 監査法人の名称
監査法人和宏事務所
ロ 継続監査期間
1992年7月以降
ハ 業務を執行した公認会計士
南 幸治
平岩 雅司
ニ 監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 3名
ホ 監査法人の選定方針と理由
当社の監査法人については、当社の業務内容に精通しており効果的な監査業務を実施できること、審査体制が整備されていること、監査期間及び監査費用等が合理的かつ妥当であること、その他監査実績等を総合的に勘案し、選定しております。
ヘ 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人が定期的に代表取締役社長及び担当取締役とのミーティング、監査役及び内部監査室との会議に参加し、会社の状況把握に努めていることや、会計監査については、経理部等の担当者へ直接確認を行っていることを勘案し、網羅的に実質的な監査が行われているものと評価しております。
④ 監査報酬の内容等
イ 監査公認会計士等に対する報酬の内容
前事業年度当事業年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
17,000-17,000-

ロ 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(イを除く)
該当事項はありません。
ハ その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
ニ 監査報酬の決定方針
監査日程等を勘案した上で決定しております。
ホ 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査役会は、取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、取締役や会計監査人から必要な資料の提出及び説明を受けた上で、監査計画の内容が適正な監査を確保するために十分なものか、前事業年度の職務遂行状況が適正なものであったか、監査計画の内容や世間相場を勘案し、監査報酬額の妥当性についてそれぞれ検証し、会社法第399条第1項の同意をしております。