有価証券報告書-第156期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
21. 持分法で会計処理される投資
<ジョイント・ベンチャー>当社グループが持分を有している重要性のあるジョイント・ベンチャーは、以下の通りです。これらのジョイント・ベンチャーは、全て非上場会社です。
当連結会計年度(2022年3月期)及び前連結会計年度(2021年3月期)において、新たに重要性のあるジョイント・ベンチャーとなった会社はありません。
当社グループはSP Glass Holdings BVの発行済み株式のうち62.5%を法的に保有していますが、そのうちの一部の株式について当該ジョイント・ベンチャーの相手側パートナーのうちの1社が買い取る権利(オプション)を保有している点に加えて、パートナー間でその他の資本取引が発生する可能性も考慮した結果、当社グループは当該ジョイント・ベンチャーに対する投資について、損益に対する実質的な持分比率43.75%を用いて利益を認識しています。
当連結会計年度において当社グループは、ロシアによるウクライナへの侵攻を受け、ロシアで建築用ガラス事業を操業する会社を所有するオランダのジョイント・ベンチャーであるSP Glass Holdings BVの使用価値を基にした回収可能価額を見直しました。2022年3月末時点において、ロシアによるウクライナへの侵攻後も、SP Glass Holdings BVの子会社であるPilkington Glass LLCは、2022年3月期を通じて事業の収益性を保つことができており、SP Glass Holdings BVはPilkington Glass LLCを含むロシアの子会社から配当金を受け取ることが可能な状態でした。しかし、ロシアの建築用ガラス市場の見通しは不透明です。ロシアから西欧諸国へのガラスの輸出はEUからの経済制裁を受けて停止される見込みです。さらに、ロシア国内のガラス需要は、経済制裁による厳しい経済状況の影響を受けることが予想されます。
ロシア国内のガラス市場の先行きは不透明であり、当社グループは、割引キャッシュ・フロー法を用いた信頼性のある将来キャッシュ・フローを基にSP Glass Holdings BVに対する投資の回収可能価額を評価することができませんでした。このため回収可能価額は、EBITDAマルチプル法を用いて評価しました。この算定には、EBITDAの見積り額を使用しますが、この見積りには不確実性の高い市場にとって合理的と考えられる倍率を適用し、翌連結会計年度以降の評価にストレステストシナリオを用いています。
当社グループはSP Glass Holdings BVに対する投資の一部について、3,422百万円の減損を認識することが適切であると判断しました。また、SP Glass Holdings BVの子会社のPilkington Glass LLCに対して保有する純投資を構成する金融債権についても3,374百万円全額の減損を認識しました。これら2つの項目は連結損益計算書において、それぞれ持分法投資に関するその他の損失、持分法適用会社に対する金融債権の減損損失として表示しています。
前連結会計年度において当社グループは、フロートガラス製造拠点を有するJiangsu Pilkington SYP Glass Co., Ltd.(中国)の当社グループの株式持分の売却に伴い、過年度に連結包括利益計算書を通じて認識していた在外営業活動体の換算差額の累計額を組替調整したことによる利益を認識しました。
前連結会計年度において、この利益は個別開示項目(収益)に表示していましたが、注記5に記載のとおり、持分法投資に関するその他の利益(損失)に修正再表示しました。
上記の表の重要性のあるジョイント・ベンチャーの決算日は、Cebrace Cristal Plano Ltda.は3月31日、またSP Glass Holdings BVは同社の法定決算日である12月31日となっています。
当社グループの重要性のあるジョイント・ベンチャーについて、貸借対照表に関する要約情報は、以下の通りです。
当連結会計年度末(2022年3月31日)
前連結会計年度末(2021年3月31日)
当社グループでは、持分法で会計処理されるジョイント・ベンチャーに対する投資については、投資の帳簿価額は公正価値に近似しているものと考えています。上記の表の流動金融負債及び非流動金融負債には、仕入債務及びその他の債務や引当金等は含めていません。
当社グループでは、各ジョイント・ベンチャーについて、将来において経済的資源の流出をもたらすような未認識のコミットメントはありません。
当社グループの重要性のあるジョイント・ベンチャーについて、損益計算書及び包括利益計算書に関する要約情報は、以下の通りです。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
<関連会社>当社グループが持分を有している重要性のある関連会社は、以下の通りです。これらの関連会社は、全て非上場会社です。
上記の表の重要性のある関連会社の決算日は、12月31日となっています。
当社グループの重要性のある関連会社について、貸借対照表に関する要約情報は、以下の通りです。
当連結会計年度末(2022年3月31日)
前連結会計年度末(2021年3月31日)
当社グループでは、持分法で会計処理される関連会社に対する投資については、概ね投資の帳簿価額は公正価値に近似しているものと考えています。
当社グループの重要性のある関連会社について、損益計算書及び包括利益計算書に関する要約情報は、以下の通りです。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
<ジョイント・ベンチャー>当社グループが持分を有している重要性のあるジョイント・ベンチャーは、以下の通りです。これらのジョイント・ベンチャーは、全て非上場会社です。
| 名称 | 議決権の所有割合 (2022年3月31日) (%) | 所在地及び設立地 | 主要な事業の内容 |
| Cebrace Cristal Plano Ltda.(Cebrace) | 50 | ブラジル | 板ガラスの製造 |
| SP Glass Holdings BV | 62.5 | ロシア/オランダ | 板ガラスの製造 |
当連結会計年度(2022年3月期)及び前連結会計年度(2021年3月期)において、新たに重要性のあるジョイント・ベンチャーとなった会社はありません。
当社グループはSP Glass Holdings BVの発行済み株式のうち62.5%を法的に保有していますが、そのうちの一部の株式について当該ジョイント・ベンチャーの相手側パートナーのうちの1社が買い取る権利(オプション)を保有している点に加えて、パートナー間でその他の資本取引が発生する可能性も考慮した結果、当社グループは当該ジョイント・ベンチャーに対する投資について、損益に対する実質的な持分比率43.75%を用いて利益を認識しています。
当連結会計年度において当社グループは、ロシアによるウクライナへの侵攻を受け、ロシアで建築用ガラス事業を操業する会社を所有するオランダのジョイント・ベンチャーであるSP Glass Holdings BVの使用価値を基にした回収可能価額を見直しました。2022年3月末時点において、ロシアによるウクライナへの侵攻後も、SP Glass Holdings BVの子会社であるPilkington Glass LLCは、2022年3月期を通じて事業の収益性を保つことができており、SP Glass Holdings BVはPilkington Glass LLCを含むロシアの子会社から配当金を受け取ることが可能な状態でした。しかし、ロシアの建築用ガラス市場の見通しは不透明です。ロシアから西欧諸国へのガラスの輸出はEUからの経済制裁を受けて停止される見込みです。さらに、ロシア国内のガラス需要は、経済制裁による厳しい経済状況の影響を受けることが予想されます。
ロシア国内のガラス市場の先行きは不透明であり、当社グループは、割引キャッシュ・フロー法を用いた信頼性のある将来キャッシュ・フローを基にSP Glass Holdings BVに対する投資の回収可能価額を評価することができませんでした。このため回収可能価額は、EBITDAマルチプル法を用いて評価しました。この算定には、EBITDAの見積り額を使用しますが、この見積りには不確実性の高い市場にとって合理的と考えられる倍率を適用し、翌連結会計年度以降の評価にストレステストシナリオを用いています。
当社グループはSP Glass Holdings BVに対する投資の一部について、3,422百万円の減損を認識することが適切であると判断しました。また、SP Glass Holdings BVの子会社のPilkington Glass LLCに対して保有する純投資を構成する金融債権についても3,374百万円全額の減損を認識しました。これら2つの項目は連結損益計算書において、それぞれ持分法投資に関するその他の損失、持分法適用会社に対する金融債権の減損損失として表示しています。
前連結会計年度において当社グループは、フロートガラス製造拠点を有するJiangsu Pilkington SYP Glass Co., Ltd.(中国)の当社グループの株式持分の売却に伴い、過年度に連結包括利益計算書を通じて認識していた在外営業活動体の換算差額の累計額を組替調整したことによる利益を認識しました。
前連結会計年度において、この利益は個別開示項目(収益)に表示していましたが、注記5に記載のとおり、持分法投資に関するその他の利益(損失)に修正再表示しました。
上記の表の重要性のあるジョイント・ベンチャーの決算日は、Cebrace Cristal Plano Ltda.は3月31日、またSP Glass Holdings BVは同社の法定決算日である12月31日となっています。
当社グループの重要性のあるジョイント・ベンチャーについて、貸借対照表に関する要約情報は、以下の通りです。
当連結会計年度末(2022年3月31日)
| (単位:百万円) |
| Cebrace | SP Glass Holdings BV | その他 | 合計 | |
| 流動資産 | 10,395 | 12,865 | 18 | 23,278 |
| 非流動資産 | 26,446 | 8,813 | 416 | 35,675 |
| 流動負債 | △15,930 | △8,211 | — | △24,141 |
| 非流動負債 | △8,810 | △9,442 | △58 | △18,310 |
| 資本合計 | 12,101 | 4,025 | 376 | 16,502 |
| 資本合計のうち当社グループ持分 | 6,051 | 1,761 | 126 | 7,938 |
| のれん相当額 | — | 3,308 | — | 3,308 |
| 減損損失 | — | △3,422 | — | △3,422 |
| ジョイント・ベンチャーに対する投資の帳簿価額 | 6,051 | 1,647 | 126 | 7,824 |
| 要約貸借対照表に含まれる主な内訳: | ||||
| 現金及び現金同等物 | 859 | 8,863 | 18 | 9,740 |
| 流動金融負債 | △6,176 | △5,044 | — | △11,220 |
| 非流動金融負債 | △2,828 | △8,961 | — | △11,789 |
前連結会計年度末(2021年3月31日)
| (単位:百万円) |
| Cebrace | SP Glass Holdings BV | その他 | 合計 | |
| 流動資産 | 7,291 | 5,505 | 21 | 12,817 |
| 非流動資産 | 16,525 | 8,396 | 410 | 25,331 |
| 流動負債 | △11,481 | △3,515 | △2 | △14,998 |
| 非流動負債 | △3,170 | △10,160 | △60 | △13,390 |
| 資本合計 | 9,165 | 226 | 369 | 9,760 |
| 資本合計のうち当社グループ持分 | 4,583 | 99 | 123 | 4,805 |
| のれん相当額 | - | 3,190 | - | 3,190 |
| ジョイント・ベンチャーに対する投資の帳簿価額 | 4,583 | 3,289 | 123 | 7,995 |
| 要約貸借対照表に含まれる主な内訳: | ||||
| 現金及び現金同等物 | 2,408 | 2,189 | 19 | 4,616 |
| 流動金融負債 | △4,712 | △1,121 | - | △5,833 |
| 非流動金融負債 | △92 | △9,886 | - | △9,978 |
当社グループでは、持分法で会計処理されるジョイント・ベンチャーに対する投資については、投資の帳簿価額は公正価値に近似しているものと考えています。上記の表の流動金融負債及び非流動金融負債には、仕入債務及びその他の債務や引当金等は含めていません。
当社グループでは、各ジョイント・ベンチャーについて、将来において経済的資源の流出をもたらすような未認識のコミットメントはありません。
当社グループの重要性のあるジョイント・ベンチャーについて、損益計算書及び包括利益計算書に関する要約情報は、以下の通りです。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:百万円) |
| Cebrace | SP Glass Holdings BV | その他 | 合計 | |
| 売上高 | 55,491 | 17,347 | — | 72,838 |
| 継続事業からの純損益 | 11,128 | 2,705 | △7 | 13,826 |
| その他の包括利益 | △54 | 920 | — | 866 |
| 包括利益合計 | 11,074 | 3,625 | △7 | 14,692 |
| 純損益のうち当社グループ持分 | 5,564 | 1,183 | △2 | 6,745 |
| ジョイント・ベンチャーからの受取配当金 | 5,584 | — | — | 5,584 |
| 要約損益計算書に含まれる主な内訳: | ||||
| 減価償却費及び償却費 | (1,845) | (778) | — | (2,623) |
| 金利費用 | 29 | (983) | 2 | (952) |
| 法人所得税費用 | (4,728) | (859) | (1) | (5,588) |
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) |
| Cebrace | SP Glass Holdings BV | その他 | 合計 | |
| 売上高 | 37,136 | 11,484 | - | 48,620 |
| 継続事業からの純損益 | 4,341 | △301 | △6 | 4,034 |
| その他の包括利益 | 51 | △2,400 | 2 | △2,347 |
| 包括利益合計 | 4,392 | △2,701 | △4 | 1,687 |
| 純損益のうち当社グループ持分 | 2,171 | △132 | △2 | 2,037 |
| ジョイント・ベンチャーからの受取配当金 | 3,305 | - | 5 | 3,310 |
| 要約損益計算書に含まれる主な内訳: | ||||
| 減価償却費及び償却費 | △1,910 | △931 | - | △2,841 |
| 金利費用 | △221 | △900 | 2 | △1,119 |
| 法人所得税費用 | △2,265 | 223 | △3 | △2,045 |
<関連会社>当社グループが持分を有している重要性のある関連会社は、以下の通りです。これらの関連会社は、全て非上場会社です。
| 名称 | 議決権の所有割合 (2022年3月31日) (%) | 所在地及び設立地 | 主要な事業の内容 |
| Flachglas Wernberg GmbH | 49 | ドイツ | 板ガラスの製造・加工 |
| Holding Concorde S.A.S. | 22.2 | コロンビア | 板ガラスの製造・加工 |
| SYP Kangqiao Autoglass Company Limited | 20 | 中国 | 自動車用ガラスの製造 |
上記の表の重要性のある関連会社の決算日は、12月31日となっています。
当社グループの重要性のある関連会社について、貸借対照表に関する要約情報は、以下の通りです。
当連結会計年度末(2022年3月31日)
| (単位:百万円) |
| Flachglas Wernberg GmbH | Holding Concorde S.A.S. | SYP Kangqiao Autoglass Company Limited | その他 | 合計 | |
| 流動資産 | 4,832 | 9,892 | 21,012 | 6,970 | 42,706 |
| 非流動資産 | 5,983 | 10,328 | 19,795 | 4,736 | 40,842 |
| 流動負債 | △2,569 | △2,303 | △14,736 | △2,737 | △22,345 |
| 非流動負債 | △3,748 | △6,162 | △1,667 | △2,836 | △14,413 |
| 資本合計 | 4,498 | 11,755 | 24,404 | 6,133 | 46,790 |
| 資本合計のうち当社グループ持分 | 2,204 | 2,609 | 4,881 | 1,837 | 11,531 |
| のれん | — | — | 1,037 | 18 | 1,055 |
| 関連会社に対する投資の帳簿価額 | 2,204 | 2,609 | 5,918 | 1,855 | 12,586 |
前連結会計年度末(2021年3月31日)
| (単位:百万円) |
| Flachglas Wernberg GmbH | Holding Concorde S.A.S. | SYP Kangqiao Autoglass Company Limited | その他 | 合計 | |
| 流動資産 | 4,454 | 5,578 | 16,420 | 5,845 | 32,297 |
| 非流動資産 | 5,926 | 9,959 | 17,549 | 4,962 | 38,396 |
| 流動負債 | △2,599 | △1,567 | △11,749 | △2,476 | △18,391 |
| 非流動負債 | △3,700 | △4,655 | △1,064 | △2,854 | △12,273 |
| 資本合計 | 4,081 | 9,315 | 21,156 | 5,477 | 40,029 |
| 資本合計のうち当社グループ持分 | 2,000 | 2,068 | 4,231 | 1,649 | 9,948 |
| のれん | - | - | 911 | 16 | 927 |
| 関連会社に対する投資の帳簿価額 | 2,000 | 2,068 | 5,142 | 1,665 | 10,875 |
当社グループでは、持分法で会計処理される関連会社に対する投資については、概ね投資の帳簿価額は公正価値に近似しているものと考えています。
当社グループの重要性のある関連会社について、損益計算書及び包括利益計算書に関する要約情報は、以下の通りです。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:百万円) |
| Flachglas Wernberg GmbH | Holding Concorde S.A.S. | SYP Kangqiao Autoglass Company Limited | その他 | 合計 | |
| 売上高 | 18,344 | 7,601 | 23,843 | 14,051 | 63,839 |
| 継続事業からの純損益 | 396 | 1,411 | 289 | 775 | 2,871 |
| その他の包括利益 | △39 | — | — | — | △39 |
| 包括利益合計 | 357 | 1,411 | 289 | 775 | 2,832 |
| 純損益のうち当社グループ持分 | 194 | 313 | 58 | 188 | 753 |
| 関連会社からの受取配当金 | 64 | — | — | 34 | 98 |
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) |
| Flachglas Wernberg GmbH | Holding Concorde S.A.S. | SYP Kangqiao Autoglass Company Limited | その他 | 合計 | |
| 売上高 | 16,847 | 5,717 | 20,474 | 14,594 | 57,632 |
| 継続事業からの純損益 | △217 | 418 | 293 | 474 | 968 |
| その他の包括利益 | 83 | - | - | 117 | 200 |
| 包括利益合計 | △134 | 418 | 293 | 591 | 1,168 |
| 純損益のうち当社グループ持分 | △106 | 93 | 59 | 111 | 157 |
| 関連会社からの受取配当金 | 61 | - | - | 28 | 89 |