半期報告書-第102期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国の経済は、雇用環境は緩やかな回復基調で推移し、堅調さを維持しているものの、世界経済における通商問題や政治情勢を巡る緊張の高まりを背景に、輸出や生産面での企業の業況判断は慎重さを増すなど、依然として不透明な状況が続いております。
このような経営環境の中で、当社グループといたしましては、法人需要の掘り起こしの強化、販路の拡大のほか、さらなる工場改革による生産効率化と製造原価の圧縮などに取り組んでまいりましたが、売上高は508百万円(前年同期比 14.2%減)となり、営業損失は63百万円(前年同期は営業利益31百万円)、経常損失は63百万円(前年同期は経常利益13百万円)、債務免除による特別利益の計上などにより親会社株主に帰属する中間純利益は577百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益12百万円)となりました。
(注) 当社グループは、陶磁器の製造、販売を主な業務とする陶磁器事業を営んでおり、単一セグメントで組織されております。
当中間連結会計期間末における総資産は、1,141百万円(前連結会計年度比30百万円の増加)となりました。
主なものは、次のとおりであります。
(流動資産)
当中間連結会計期間末における流動資産は、746百万円(前連結会計年度比5百万円の増加)となりました。これは主として現金及び預金の増加17百万円、受取手形及び売掛金の減少18百万円などによるものであります。
(固定資産)
当中間連結会計期間末における固定資産は、394百万円(前連結会計年度比24百万円の増加)となりました。これは主として、有形固定資産の増加33百万円や投資その他の資産の減少7百万円などによるものであります。
(流動負債)
当中間連結会計期間末における流動負債は、806百万円(前連結会計年度比699百万円の減少)となりました。これは主として、短期借入金の減少110百万円や1年内返済予定の長期借入金の減少580百万円、営業外支払手形の減少11百万円などによるものであります。
(固定負債)
当中間連結会計期間末における固定負債は、872百万円(前連結会計年度比126百万円の増加)となりました。これは主として、長期借入金の増加130百万円、退職給付に係る負債の減少2百万円によるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産は、△538百万円(前連結会計年度比603百万円の増加)となりました。これは主として、親会社株主に帰属する中間純利益577百万円によるものであります
② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、当連結会計年度期首に比べ17百万円(26.7%) 増加し、83百万円となりました。
当中間連結会計期間における営業活動による資金は、業績不振により56百万円(前年同期は41百万円の増加)の減少となりました。税金等調整前中間純利益は578百万円となったものの、これは債務免除益等の非資金取引によるものであります。
当中間連結会計期間における投資活動による資金の減少は33百万円(前年同期は70万円の増加)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出40百万円等によるものであります。
当中間連結会計期間における財務活動による資金の増加は108百万円(前年同期は13百万円の増加)となりました。これは主として、短期借入金の増加額202百万円や長期借入金の返済による支出119百万円、株式の発行による収入26百万円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当中間連結会計期間における生産実績を示すと、次のとおりであります。
| 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 222,663 | 87.8 |
(注) 生産金額は製造原価を基準としております。
b. 仕入実績
当中間連結会計期間における仕入実績を示すと、次のとおりであります。
| 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| 7,383 | 128.5 |
(注) 他社品、喫茶及び雑貨等の仕入に係るものであります。
c. 受注実績
当中間連結会計期間における受注実績は、次のとおりであります。
| 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 28,063 | 15.4 | - | - |
(注) 受注残高の前年同期比については、当期の受注残高がないため記載しておりません。
d. 販売実績
当中間連結会計期間における販売実績を示すと、次のとおりであります。
| 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 508,715 | 85.8 |
(注) 1 他社品、喫茶及び雑貨等の販売に係るものを含んでおります。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
| 相手先名 | 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社資生堂 | 71,280 | 12.0 | - | - |
| 株式会社田島ル-フィング | - | - | 55,010 | 10.8 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成にあたっては、会計基準に従い見積りを行っている部分があり、資産・負債及び収益・費用の数値に反映しております。これらの見積りについては、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に基づいて継続的に適用しておりますが、見積りには不確実性が伴うため実際の結果とは異なる場合があります。
② 当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は、直販店及びローズ(骨壺)は堅調を維持しているものの、百貨店・専門店は落ち込みが続き、さらに法人などによる需要が大きく落ち込んだため、売上高は508百万円(前年同期比 14.2%減)となりました。コスト削減に努めましたが、営業損失は63百万円(前年同期は営業利益31百万円)、経常損失は63百万円(前年同期は経常利益13百万円)となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は、債務免除益等の特別利益があったため、577百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益12百万円)となりました。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金や設備資金の一部を親会社である株式会社デカンショパワーから借入れております。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
当中間連結会計期間のキャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ② キャッシュ・フローの状況」及び「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等 (1) 中間連結財務諸表 ④ 中間連結キャッシュ・フロー計算書」に記載のとおりであります。
④ 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善す
るための対応策
当社グループは、当中間連結会計期間末においても、前連結会計年度に引き続き、債務超過となっており、その額は538百万円であります。これにより、将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。当該状況を解消すべく、2019年2月20日付で(株)デカンショパワーとスポンサー契約を締結し、当該契約に基づき、当該スポンサーによる資金援助のほか、新規販売先開拓及び海外展開などの事業支援を受けて事業の発展を目指しております。