当社グループにおきましては、電力関連事業では、国内電力会社の設備投資抑制や海外での競合激化を背景にがいしの需要が減少したほか、NAS®電池の出荷も低調に推移いたしました。セラミックス事業では、世界的な乗用車販売台数減を背景に自動車排ガス浄化用触媒担体(ハニセラム)の出荷が減少したものの、欧州や中国の排ガス規制強化に伴いガソリン乗用車用GPF(ガソリン・パティキュレート・フィルター)等の物量が増加しました。エレクトロニクス事業では、米中貿易摩擦による市況回復の遅れから、ベリリウム銅展伸材や産業機器装置向けノイズフィルタの物量が減少しました。プロセステクノロジー事業では、半導体メーカーの設備投資が回復傾向にあるものの前年対比では半導体製造装置用製品の物量が減少したほか、電子・電子材料メーカーの設備投資抑制やリチウムイオン電池正極材用焼成炉の競合激化により加熱製品の販売が減少しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比4.0%減の3,289億6百万円となりました。利益面では、売上高の減少に加え、減価償却費の増加等により営業利益は前年同期比14.9%減の449億26百万円、経常利益は同15.2%減の437億36百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税等還付税額を計上した一方、税金等調整前四半期純利益の減少により同11.5%減の312億83百万円となりました。
セグメント別には、電力関連事業では売上高は前年同期比12.3%減の319億84百万円、営業損益は35億24百万円の営業損失(前年同期は47億3百万円の営業損失)、セラミックス事業では売上高は同3.1%増の1,906億7百万円、営業利益は同3.0%増の442億19百万円、エレクトロニクス事業では売上高は同6.0%減の421億98百万円、営業利益は同15.2%減の2億75百万円、プロセステクノロジー事業では売上高は同15.8%減の661億42百万円、営業利益は同72.2%減の39億64百万円となりました。
2020/02/07 9:22