- #1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社グループは、当社において、簡易的な事業部制を採用し、販売と生産をそれぞれ管理しております。販売においては取り扱う製品・サービスごとに営業部門を置いておりますが、生産においては、その生産設備や立地条件等によって製品・サービスの取扱いを決定しており、営業部門とは製品・サービスの分類・集約が一致しておりません。
こうした中、当社は生産部門における製品・サービスの構成を基本に経営資源の配分の決定を進めており、「ベントナイト事業」、「クレイサイエンス事業」、「アグリ事業」の3つを報告セグメントとしております。
なお、各事業の主な製品およびサービスの内容は以下のとおりであります。
2025/06/26 13:03- #2 事業の内容
TRANS WORLD PROSPECT CORPORATIONはベントナイト採掘会社に出資しているためベントナイト事業に含めております。
(2) クレイサイエンス事業
クレイサイエンス事業は当社が精製ベントナイト、環境保全処理剤、環境改良剤、飼料添加物等を製造販売しております。
2025/06/26 13:03- #3 事業等のリスク
(1) 他社との競合と販売価格の変動について
当社グループの主要事業であるベントナイト事業、クレイサイエンス事業およびアグリ事業は、いずれも市場での厳しい競争にさらされております。そのため、新技術や新製品の開発、あるいは、競合他社との価格低減競争等により、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 貸倒れについて
2025/06/26 13:03- #4 会計方針に関する事項(連結)
主にベントナイト原鉱石を加工した製品の製造及び販売を行っており、これらの製品の販売は、顧客との契約で定められている引き渡し時点又は顧客が検収した時点で、当該製品の支配が移転して、当該履行義務は充足されるため、当該時点で収益を認識しております。ただし、製品の国内の販売については、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転されるまでの期間が通常の期間であるため、出荷時に収益を認識しております。収益は顧客との契約において約束された対価から、値引き等を控除した金額で測定しております。取引の対価は顧客との契約に基づき、履行義務を充足してから1年以内で回収しております。
ロ クレイサイエンス事業
主に精製ベントナイト、環境保全処理剤、環境改良剤、飼料添加物等の製品の製造及び販売を行っており、これらの製品の販売は、顧客との契約で定められている引き渡し時点又は顧客が検収した時点で、当該製品の支配が移転して、当該履行義務は充足されるため、当該時点で収益を認識しております。ただし、製品の国内の販売については、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転されるまでの期間が通常の期間であるため、出荷時に収益を認識しております。収益は顧客との契約において約束された対価で測定しております。取引の対価は顧客との契約に基づき、履行義務を充足してから1年以内で回収しております。
2025/06/26 13:03- #5 報告セグメントの変更に関する事項(連結)
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、当社組織変更に伴い、報告セグメントを従来の「ベントナイト事業」、「クレイサイエンス事業」の2区分の内、「クレイサイエンス事業」の区分に属していたアグリビジネス分野を「アグリ事業」として独立したセグメントへ変更しております。また、ファインケミカル分野及びライフサイエンス分野については、採算管理の適正化のため、当連結会計年度より、顧客との契約から生じる収益を分解した情報の表示方法を変更しております。変更後の区分は下記のとおりであります。
2025/06/26 13:03- #6 従業員の状況(連結)
2025年3月31日現在
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
| ベントナイト事業 | 165 | (11) |
| クレイサイエンス事業 | 42 | (2) |
| アグリ事業 | 71 | (1) |
(注) 従業員数は就業人員(長期臨時員、嘱託を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(短期臨時員、パートタイマーを含んでおります。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2025/06/26 13:03- #7 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
| 1996年4月 | 当社入社 |
| 2023年6月 | 取締役就任 |
| 2023年6月 | クレイサイエンス事業本部副本部長、海外事業推進部管掌 |
| 2024年4月 | 管理部長 |
| 2024年6月 | 専務取締役就任(現任) |
| 2024年6月 | クレイサイエンス事業本部長、人事部長兼海外事業推進部管掌 |
| 2025年6月 | 人事部長兼管理部長(現任) |
2025/06/26 13:03- #8 研究開発活動
止水材分野では、独自技術による高機能性商品の開発やコストダウンのための原材料及び配合検討を行いました。
クレイサイエンス事業では、水素、酸素、水蒸気のガスバリア用途向けとしてニーズに沿ったデータ収集を継続し、技術提案することで企業連携による材料開発・課題解決に向けた取り組みを行いました。大阪大学との共同研究にて見出した三次元細胞培養におけるスフェロイド促進機能に関しては、2024年5月より試薬販売を開始し市場展開を進めました。また当該技術について第7回日本オープンイノベーション大賞に応募し、文部科学大臣賞を受賞しました。山形大学との共同研究にて見出した粘土の電気化学特性に関しては、蓄積してきたデータをまとめ技術提案を開始し、企業連携に向けた取り組みを行いました。
化粧品分野では、粘土鉱物を用いた界面活性剤フリーの乳化手法について技術提案を進め、ユーザー連携による材料開発を進めました。またSPFブースト効果についても新たに見出し、CITE JAPAN 2025での技術紹介に向け準備を進めました。
2025/06/26 13:03- #9 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
- 企業体質強化
・ESG経営及びDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
・新鉱区開発、採鉱技術開発
(3) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
世界経済は、ウクライナ、中東をはじめとする地政学リスクの継続に加え、米国トランプ政権の関税政策による減速への懸念が高まっております。加えて、国内においては労働力不足や物流費・人件費の上昇等、構造的なコスト負担の増大が見込まれるなど、不確実性の高い事業環境が継続すると認識しております。
このような認識のもと、当社グループは、事業分野間の連携強化と機動的な事業運営を推進し、各事業領域における付加価値の創出および諸課題の解決を通じて、持続的な収益の確保に努めてまいります。また、成長戦略の実現に向けては、研究開発や人材育成への投資を継続するとともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進体制の整備にも注力してまいります。
各事業部門の経営環境及び事業上の課題については、下記の通りであります。
① ベントナイト事業 素形材分野
世界的な脱炭素化への潮流を受けた自動車の国内生産台数の減少、化石燃料車のEVシフトに伴う鋳造部品点数の減少により、国内鋳造向けベントナイト需要の低減が予想され、将来的な国内市場縮小への対応が課題となっております。対処といたしましては、海外事業会社のKUNIMINE (THAILAND) CO.,LTD.を通じてアセアンへ進出する日系企業との連携を強め、海外ユーザーへ対応していくとともに、国内においても高い販売占有率(シェア)を活かした関連商材の拡販、製品と技術サービスの充実を図ることにより、収益の拡大に努めてまいります。
② ベントナイト事業 環境建設分野
建設業界においては、資材価格や人件費の高騰が工事単価を押し上げており、予算制約等の影響により土木工事件数は低調な推移が予想されます。また、一部大型公共工事において、自治体の財源不足、地域との調和不足による工期遅延等が発生しております。大型工事の遅延や急な再開による出荷変動が発生した場合、出荷量が計画に対して大きく変動するため、業績予測が困難なことが課題となっております。当分野の安定した成長を図るため、国内インフラ整備事業、地熱発電事業の取り込み、放射性廃棄物処理事業に対して積極的な営業活動を行うとともに、止水材等の高付加価値品の販売を拡充してまいります。
③ ベントナイト事業 ペット関連分野
国内の猫飼育頭数は堅調に推移しており、安定した需要が見込まれる一方で、国内市場における製品の多様化が進み、競争環境は厳しさを増しております。また、インフレ進行による原料、包装資材、物流費の上昇が課題となっておりますが、原料調達から生産販売までのバリューチェーンを国内で完結できる強みを活かして、コストダウンを進めるとともに、関連商品の拡充を図ることで収益の拡大に努めてまいります。2025/06/26 13:03 - #10 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
この結果、当セグメントの売上高は11,094百万円(前年同期比 2.1%減)、セグメント利益は1,074百万円(同 22.5%減)となりました。
(クレイサイエンス事業)
クニピアの一般工業用途としての輸出向けの需要が若干減少したものの、各分野において前期から取り組んでいる価格改定の効果等により、増収となりました。
2025/06/26 13:03- #11 製品及びサービスごとの情報(連結)
1.製品及びサービスごとの情報
| | | | (単位:千円) |
| ベントナイト事業 | クレイサイエンス事業 | アグリ事業 | 合計 |
| 外部顧客に対する売上高 | 11,094,220 | 1,808,894 | 2,804,508 | 15,707,623 |
2025/06/26 13:03- #12 重要な会計方針、財務諸表(連結)
セグメントごとの収益の認識基準は次の通りとなります。
| イ. | ベントナイト事業 | …… | 主にベントナイト原鉱石を加工した製品の製造及び販売を行っており、これらの製品の販売は、顧客との契約で定められている引き渡し時点または顧客が検収した時点で、当該製品の支配が移転して、当該履行義務は充足されるため、当該時点で収益を認識しております。ただし、製品の国内の販売については、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転されるまでの期間が通常の期間であるため、出荷時に収益を認識しております。収益は顧客との契約において約束された対価から、値引き等を控除した金額で測定しております。取引の対価は顧客との契約に基づき、履行義務を充足してから1年以内で回収しております。 |
| ロ. | クレイサイエンス事業 | …… | 主に精製ベントナイト、環境保全処理剤、環境改良剤、飼料添加物等の製品の製造及び販売を行っており、これらの製品の販売は、顧客との契約で定められている引き渡し時点又は顧客が検収した時点で、当該製品の支配が移転して、当該履行義務は充足されるため、当該時点で収益を認識しております。ただし、製品の国内の販売については、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転されるまでの期間が通常の期間であるため、出荷時に収益を認識しております。収益は顧客との契約において約束された対価で測定しております。取引の対価は顧客との契約に基づき、履行義務を充足してから1年以内で回収しております。 |
| ハ. | アグリ事業 | …… | 主に農薬の受託加工を行っており、委託元の企業から預かった農薬原体を当社工場にて加工し、農薬製品として委託元の企業へ引き渡しております。これらの受託加工は顧客が検収した時点で、当該製品の支配が移転して、当該履行義務は充足されるため、当該時点で収益を認識しております。収益は顧客との契約において約束された対価で測定しております。取引の対価は顧客との契約に基づき、履行義務を充足してから1年以内で回収しております。 |
5.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務および満期保有目的の外貨建債券は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。外貨建有価証券(その他有価証券)は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は全部純資産直入法により処理しております。
2025/06/26 13:03