このような事業環境のもと、当社グループは5か年計画の2年目として、日本国内及びアセアン地域における最高の技術力と最大の基礎建設能力を有するグループを目指し、引き続き体制整備に取り組んでまいりました。国内では2020年6月30日に公表しました「シントク工業株式会社の株式取得完了に関するお知らせ」のとおり、同日付で国内事業子会社ジャパンパイル㈱によるシントク工業㈱の株式取得の手続きが完了し、同社は当社グループの連結子会社となりました。施工技術面ではMAGNUM工法の優位性をさらに強化した新工法「Smart-MAGNUM工法」の開発が完了し、販売開始に向けて準備を進めてまいりました。また海外では、ベトナムの事業子会社のPhan Vu Investment Corporationが、風力発電や太陽光発電等、今後大きな需要が期待できる再生可能エネルギーの新分野での基礎工事関連事業の推進に取り組んでおります。
売上高につきましては、国内のコンクリートパイル市場が縮小する中、MAGNUM工法が堅調に推移し、場所打ち杭部門の好調とシントク工業㈱の連結効果があった一方、ベトナムにおける需要が減少したことから、全体として若干の減収になりました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、677億67百万円(前年同四半期比0.9%減)となりました。利益面では、受注競争激化により利益率が低下したことから、営業利益は31億5百万円(同23.1%減)、経常利益は28億40百万円(同21.3%減)、また、シントク工業㈱の株式取得に伴う暫定的な連結会計処理として負ののれん発生益7億72百万円を特別利益として計上したことから、親会社株主に帰属する四半期純利益は25億54百万円(同11.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
2021/02/10 15:19