このような経済環境のもと、当社グループにおいては、鋼材の販売数量は、国内では自動車向けの数量が堅調に推移したものの、輸出の数量が減少したことから前年同期を下回りました。アルミ圧延品の販売数量は、飲料用缶材向けや自動車向けの需要が堅調に推移したことから前年同期を上回り、銅圧延品の販売数量は、自動車用端子向けの需要が増加したことから前年同期を上回りました。油圧ショベルの販売台数は、国内の需要が減少したこと及び中国で販売条件を厳格化して営業活動に取り組んだことなどから前年同期を下回りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比1,363億円減収の1兆2,171億円となりました。営業損益は、鉄鋼において高炉改修の一時費用を計上したこと及び建設機械の中国事業において滞留債権等に係る引当金を追加計上したことなどから、前年同期比608億円減益の42億円の損失となり、経常損益は前年同期比590億円減益の260億円の損失となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は前年同期比226億円悪化の364億円となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメント毎の状況は以下のとおりであります。
2017/02/07 13:08