当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府、日本銀行による経済・金融政策を背景に輸出企業の業績や雇用情勢に改善の動きが見られたものの、消費税率引き上げ後の個人消費の持ち直しに足踏みが見られるなど緩やかな回復にとどまりました。世界に目を転じますと、米国経済は内需を中心に引き続き堅調に推移しましたが、欧州においてはデフレ懸念が拡大しています。また、中国や新興国においても、経済成長率が鈍化してきたことから、世界全体としては緩やかな成長にとどまりました。特殊鋼の主要需要先である自動車・産業機械需要に関しては、一部で生産調整の動きなども見られましたが、総じて底堅く推移いたしました。このような経営環境のもと当社グループにおきましては、収益改善への取り組みを強化するとともに、グローバル・リーディング商品の拡販や次世代成長商品の拡大など、中期事業課題にも取り組んでまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、数量の増加と販売単価の上昇により前年同期比253億40百万円増収の3,612億85百万円となりました。経常利益については、電力などのエネルギーコストやニッケル等の原材料価格が上昇しましたが、前年同期比3億52百万円増益の163億40百万円となりました。四半期純利益については、投資有価証券評価損等を計上したことから前年同期比5億16百万円減益の93億1百万円となりました。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。
2015/02/13 13:19