5486 プロテリアル

5486
2022/12/28
時価
9337億円
PER
40.1倍
2010年以降
赤字-196.78倍
(2010-2023年)
PBR
4.84倍
2010年以降
赤字-1.95倍
(2010-2023年)
配当 予
0%
ROE
12.07%
ROA
2.19%
資料
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製品

【期間】
  • 通期

個別

2008年3月31日
54億1500万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
当社では、「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン」に基づいて、Scope3のカテゴリ1~7及び13について算定を行いました。
2021年度のCO2排出量は全体で2,356千t-CO2であり、その中でも「カテゴリ1:購入した製品・サービス」の割合が74.1%と最大となりました。
0102010_013.png0102010_014.png役員報酬
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#2 事業等のリスク
自動車関連分野
・当社では自動車分野向けに多様な製品を提供しておりますが、世界的な半導体不足等による自動車の減産の影響を受けており、当社の計画にはその影響を織り込んでいるものの、自動車メーカーによる更なる減産又は減産が長期化した場合、当社グループの業績又は財政状況に影響を与える可能性があります。また、自動車業界は従来の内燃機関(ICE)から電動化(xEV*)への変革期に差し掛かっており、当社グループでは、このような市場のニーズに応えるために製造ラインの増強や製品ラインナップの拡充等を行っておりますが、電動化(xEV)への転換が急速に進んだり、あるいは転換が想定よりも遅れるなどした場合には、当社グループの業績又は財政状況に影響を与える可能性があります。
(* 電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)を指しております。)
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#3 品質不適切行為関連費用に関する注記
前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当社の磁石製品、特殊鋼製品、自動車鋳物製品等において、顧客と取り決めた仕様で定められた特性について、その検査結果を書き換えた事案等の不適切行為等が確認され、顧客と取り決めた仕様を満たさない製品等が顧客に納入されていたことが確認されました。当社では、不適切行為等が確認された製品について、実際に当社が行った検査方法と顧客と取り決めた検査方法との相関関係分析、顧客立会いの下での性能確認、或いは当社にて保管している製品サンプルの再検査等の方法により検証を進めており、現時点で、性能上の不具合及び安全上の問題は確認されておりません。これらに関連する費用等を品質不適切行為関連費用として6,248百万円計上しております。
当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
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#4 従業員の状況(連結)
セグメントの名称従業員数(人)
特殊鋼製品5,981[762]
素形材製品6,334[1,419]
磁性材料・パワーエレクトロニクス5,503[2,470]
(注)従業員数は、就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時従業員(パートタイマー、嘱託契約の従業員及び派遣社員等)は、[ ]内に当連結会計年度の平均を外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
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#5 注記事項-その他の収益及びその他の費用、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注)当社及び子会社の磁石製品、特殊鋼製品、自動車鋳物製品等において、顧客と取り決めた仕様で定められた特性について、その検査結果を書き換えた事案等の不適切行為等が確認され、顧客と取り決めた仕様を満たさない製品等が顧客に納入されていたことが確認されました。当社では、不適切行為等が確認された製品について、実際に当社が行った検査方法と顧客と取り決めた検査方法との相関関係分析、顧客立会いの下での性能確認、或いは当社にて保管している製品サンプルの再検査等の方法により検証を進めており、現時点で、性能上の不具合及び安全上の問題は確認されておりません。これらに関連する費用等を品質不適切行為関連費用として計上しております。
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#6 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
企業結合により取得したのれんは、資金生成単位又は資金生成単位グループごとに帳簿価額と回収可能価額を比較し、減損テストを実施しております。
連結財政状態計算書に計上されている重要なのれんは、主として2014年のWaupaca Foundry, Inc.の買収に係る素形材製品におけるのれん(前連結会計年度末76,303百万円、当連結会計年度末83,844百万円)と2006年に公開買付により株式を追加取得した(株)NEOMAX株式に係る磁性材料におけるのれん(前連結会計年度末10,483百万円、当連結会計年度末10,483百万円)であります。
資金生成単位又は資金生成単位グループごとの回収可能価額は使用価値により算定しており、使用価値は、事業計画を基礎とした将来キャッシュ・フローの見積額を、加重平均資本コストをもとに算定した割引率で、現在価値に割引いて算定しております。事業計画は外部情報に基づき、過去の経験を反映したものであり、原則として5年を限度としております。当社グループにおいては、多種多様な製品の開発、生産、販売からサービスの提供等、幅広い事業活動を展開しており、各事業活動に適した外部情報を用いております。事業計画を基礎とした期間後は、主に資金生成単位が属する市場の長期平均成長率の範囲内で見積った売上高成長率及びそれに応じた売上総利益率等をもとに算定しております。重要なのれんの減損テストの実施に際して使用した割引率は、過去の加重平均資本コストを基礎として見積っております(10~16%程度)。また、将来キャッシュ・フローには、予算等の見積り及び事業をおこなっている国・地域の成長率を超えないと推定される永久成長率(最大2%程度)が反映されております。なお、減損テストに用いたこれらの主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、マネジメントは重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。
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#7 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業に基づいた金属材料事業本部、機能部材事業本部の2事業本部制を採用しており、それぞれ取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
この事業本部制のもと、4つの事業セグメントが構成されており、金属材料事業本部は特殊鋼製品及び素形材製品から構成され、機能部材事業本部は磁性材料・パワーエレクトロニクス及び電線材料から構成され、これを報告セグメントとして位置付けております。
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#8 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
株式会社プロテリアル(以下、「当社」という。)は日本に拠点を置く株式会社であり、その株式を公開しておりましたが、2022年12月29日に非公開化しております。また、2023年1月4日付で日立金属株式会社は株式会社プロテリアルへ商号変更しております。
本社の住所は東京都江東区豊洲五丁目6番36号であります。当社の連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、「当社グループ」という。)、並びにその関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されております。当社グループからなる企業集団は、特殊鋼製品、素形材製品、磁性材料・パワーエレクトロニクス及び電線材料の事業活動を展開しております。
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#9 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1)収益の分解
当社グループは、注4.セグメント情報に記載のとおり、「特殊鋼製品」「素形材製品」「磁性材料・パワーエレクトロニクス」「電線材料」の4つを報告セグメントとしております。また、売上収益は製品・サービス別の事業に分解しております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関係は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
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#10 注記事項-子会社及び関連会社、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(2023年3月31日現在)
名 称住 所主要な事業の内容議決権の所有割合(%)
(株)プロテリアル特殊鋼東京都江東区特殊鋼製品100.0
(株)プロテリアル金属大阪府吹田市特殊鋼製品100.0
(株)プロテリアル若松福岡県北九州市若松区特殊鋼製品100.0
(株)プロテリアルプレシジョン島根県安来市特殊鋼製品100.0
(株)プロテリアル安来製作所島根県安来市特殊鋼製品100.0
(株)NEOMAX近畿兵庫県養父市磁性材料・パワーエレクトロニクス100.0
(株)三徳兵庫県神戸市東灘区磁性材料・パワーエレクトロニクス100.0
(株)プロテリアルファインテック三重県桑名市素形材製品100.0
(株)アルキャスト埼玉県熊谷市素形材製品100.0
(株)九州テクノメタル福岡県京都郡素形材製品100.0
(株)プロテリアルトレーディング東京都江東区電線材料100.0
Metglas, Inc.米国サウスカロライナ磁性材料・パワーエレクトロニクス100.0
Proterial Korea Co., Ltd.韓国京畿道各種製品の製造及び販売100.0
San Technology, Inc.フィリピンカビテ磁性材料・パワーエレクトロニクス100.0
名 称住 所主要な事業の内容議決権の所有割合(%)
博邁立鋮科環磁材(南通)有限公司中国江蘇省磁性材料・パワーエレクトロニクス66.0
Waupaca Foundry, Inc.米国ウィスコンシン素形材製品100.0
Namyang Metals Co., Ltd.韓国大邱素形材製品100.0
Ward Manufacturing, LLC米国ペンシルバニア素形材製品100.0
HNV Castings Private Limitedインドニューデリー素形材製品100.0
Proterial America, Ltd.米国ニューヨーク各種製品の販売100.0
Proterial Hong Kong Limited中国香港各種製品の販売100.0
Proterial Europe GmbHドイツデュッセルドルフ各種製品の販売100.0
Proterial Asia Pacific Pte. Ltd.シンガポール各種製品の販売100.0
台湾博邁立鋮股份有限公司台湾新北市各種製品の製造及び販売100.0
Proterial (Thailand) Ltd.タイアユタヤ各種製品の製造及び販売100.0
博邁立鋮金属材料(蘇州)有限公司中国江蘇省各種製品の製造及び販売100.0
博邁立鋮投資(上海)有限公司中国上海市各種製品の販売100.0
Proterial Cable America, Inc.米国ニューヨーク電線材料100.0
Proterial Malaysia Sdn. Bhd.マレーシアジョホール電線材料100.0
Proterial Vietnam Co., Ltd.ベトナムハイズオン各種製品の製造及び販売100.0
Proterial Thai Enamel Wire Co., Ltd.タイチャチュンサオ電線材料90.3
HC Queretaro, S.A. de C.V.メキシコケレタロ各種製品の製造及び販売100.0
その他 20社
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#11 注記事項-棚卸資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
棚卸資産の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度(2022年3月31日)当連結会計年度(2023年3月31日)
商品及び製品74,48479,352
仕掛品88,11291,073
前連結会計年度及び当連結会計年度において棚卸資産の評価減金額はそれぞれ5,027百万円、5,809百万円であります。
2023/06/29 13:46
#12 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(5)棚卸資産の評価基準
棚卸資産は取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い方の金額で評価しており、原価は、商品及び製品・仕掛品については個別法又は総平均法により、原材料及び貯蔵品については移動平均法又は総平均法によっております。正味実現可能価額とは、通常の営業過程における見積売価から、完成までの見積原価及び販売に要する見積費用を控除したものをいいます。
(6)有形固定資産の表示及び償却の方法
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#13 注記事項-関連当事者、連結財務諸表(IFRS)(連結)
種類名称取引の内容取引金額未決済残高
担保の提供(注)3377,785-
関連会社住電HSTケーブル(株)製品の販売(注)433,30812,941
(注)1.資金の融通の利率については、市場金利を勘案して合理的に決定しております。
2.当社は、2022年11月21日開催の当社取締役会において、株式会社BCJ-52に対して、第三者割当の方法によ
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#14 研究開発活動
なお、当連結会計年度のセグメント毎の研究開発活動の主要な成果は、次のとおりであります。当社は、これらの成果が、これから電動化(xEV*1)への転換が進んでいくことが見込まれる自動車関連分野のほか、産業インフラ及びエレクトロニクス関連分野における製品の軽量化、低燃費・省エネルギー化、脱炭素といった環境課題及び社会課題に貢献することを期待しております。
2023/06/29 13:46
#15 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
社の経営の基本方針
当社グループは、当社グループを取り巻くステークホルダーとの関係を築きながら、より良い社会の実現に貢献するために、社会的責任を自覚した企業活動を行うことを基本方針としております。そのために、基盤技術の高度化と新技術への挑戦によって新製品・新事業を創出し、新たな価値を社会に提供してまいります。製品の開発、製造に当たっては、次世代に引き継ぐ環境に配慮した企業活動を促進いたします。さらに、企業情報の積極的な発信、地域社会への貢献等を通じて社会とのコミュニケーションを推進して、より広範な社会の視点を経営に反映し、社会との信頼関係を築きます。当社グループは、これらの企業活動を通して企業価値の向上につなげてまいります。
(2)対処すべき課題
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#16 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
特殊鋼製品308,2207.7
素形材製品419,32827.5
磁性材料・パワーエレクトロニクス154,963△0.4
b. 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
2023/06/29 13:46
#17 製品及びサービスに関する情報(IFRS)(連結)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2023/06/29 13:46
#18 重要な会計方針、財務諸表(連結)
原価法により評価しております。(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
(1)商品及び製品、仕掛品
…個別法又は総平均法
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