有価証券報告書-第112期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/28 14:45
【資料】
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【項目】
121項目

有報資料

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の好調な推移、雇用環境の改善と、緩やかな回復基調にあるものの、英国のEU離脱問題や米国新政権の政策変更の影響など不安要因もあり、先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況のもとで当社グループは、『1.社会における「信頼」の創造』、『2.社内における「相互信頼」の醸成と「自立人」の育成』、『3.新たな領域への挑戦』を柱とする第5次3カ年計画(平成28年~平成30年度)を新たにスタートさせ、国内事業の基盤強化に努めてまいりました。
また、海外事業においては、天津虹岡鋳鋼有限公司が現地の自動車産業に支えられ好調に推移し、加えて、平成28年6月、中国江蘇省南通市に南通虹岡鋳鋼有限公司を設立するなど、事業の拡大を進めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高197億7千2百万円(前期 193億1千6百万円)と前期比2.4%の増加となりました。
損益面につきましては、営業利益17億2千7百万円(前期 14億6千7百万円)、経常利益18億2千2百万円(前期 12億1千6百万円)となり、これに特別損失として投資有価証券評価損などを6億1百万円計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益3億7千万円(前期 5億4千万円)となりました。
セグメントの業績は下記のとおりであります。
1 鋳物関連事業
鋳型は、エネルギー関連の低迷で、鍛鋼、厚板用鋳型の需要は伸び悩んだものの、主要顧客先の設備更新に伴う需要増により、売上高は前期を上回りました。ロールは、輸出の増加がありましたが、主要顧客先である国内鉄鋼各社の需要が伸び悩み、売上高は前期を下回りました。自動車用プレス金型鋳物は、国内金型需要が低位に推移したため、売上高は前期を下回りました。大型産業機械用鋳物は、主要顧客先の工作機械業界の需要が伸び悩み、売上高は前期を下回りました。小型鋳物は、下水道鉄蓋の需要の低迷が続く中、機械鋳物が好調で、売上高は前期を上回りました。デンスバーは、輸出は増加しましたが、国内需要が低迷したため、売上高は前期並みで推移しました。中国国内で自動車用プレス金型鋳物の生産・販売を手がける天津虹岡鋳鋼有限公司は好調に推移しました。
この結果、当事業の売上高は、162億6千1百万円(前期 163億9千5百万円)、経常利益 16億3千1百万円(前期 10億9千3百万円)となりました。
2 その他
送風機、トランスベクターは、国内需要が伸び悩み、売上高は前期を下回りました。KCメタルファイバーは、自動車販売台数の減少による自動車摩擦材の需要減により、売上高は前期を下回りました。KCカーボンセラミックスは、ベアリング関連で海外向けの取替需要が好調で、売上高は前期を上回りました。環境装置事業は、島根県隠岐郡西ノ島町及び岡山県和気郡和気町の大型案件の受注により、売上高は前期を大きく上回りました。
この結果、当事業の売上高は、35億1千1百万円(前期 29億2千1百万円)、経常利益 3億2千6百万円(前期 2億8千2百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度に比べて9億4千2百万円増加し、29億5千6百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、16億2千5百万円の増加(前連結会計年度 17億8千7百万円 増加)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益12億2千2百万円、減価償却費9億7千5百万円による資金の増加と売上債権の増加13億1千1百万円による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、16億1千万円の減少(前連結会計年度 8億5千6百万円 減少)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出14億1千8百万円による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、9億1千5百万円の増加(前連結会計年度 7億8千7百万円 減少)となりました。主な内訳は、長期借入れによる収入21億2千1百万円、非支配株主からの払込みによる収入5億2千4百万円、短期借入金の純増加額2億3百万円による資金の増加と長期借入金の返済による支出15億9千4百万円による資金の減少によるものであります。

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