有価証券報告書-第88期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会および重要事項を審議する経営会議において経営資源の配分の決定及び業績を評価するため
に、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主に伸線加工事業であるステンレス鋼線・金属繊維を製造販売しており、国内においては当社が、海外においては当社及び連結子会社が担当しており、取り扱う製品について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、製造・販売を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日
本」、「タイ」、「中国」の3つを報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。
セグメント間の売上高は、市場実勢価格に基づいております。
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
従来、当社は有形固定資産の減価償却方法については、主として定率法を採用しておりましたが、当連結会計年度より定額法に変更しております。
この変更は、親会社である大同特殊鋼株式会社グループの事業領域がグローバルに拡大する中、事業戦略立案及び事業性評価の観点からグループ内の減価償却方法の統一が検討されたため、また、当社グループの最適生産体制構築の検討を契機に、保有する有形固定資産の使用実態を調査した結果、一定期間安定的に使用される資産が大部分を占めており、今後も長期にわたり安定的な稼働が見込まれることから、定額法がより経営の実態を適切に表していると判断したために行ったものであります。
これにより、従来の方法によった場合と比較して、当連結会計年度の「日本」のセグメント利益が223百万円増加しております。また、「調整額」に含まれる各報告セグメントに配賦していない全社費用が0百万円減少しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益 (単位:百万円)
※ 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産 (単位:百万円)
※ 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社資産であります。
(3)その他の項目
減価償却費の調整額(前連結会計年度及び当連結会計年度)は、親会社本社資産の減価償却費であります。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会および重要事項を審議する経営会議において経営資源の配分の決定及び業績を評価するため
に、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主に伸線加工事業であるステンレス鋼線・金属繊維を製造販売しており、国内においては当社が、海外においては当社及び連結子会社が担当しており、取り扱う製品について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、製造・販売を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日
本」、「タイ」、「中国」の3つを報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。
セグメント間の売上高は、市場実勢価格に基づいております。
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
従来、当社は有形固定資産の減価償却方法については、主として定率法を採用しておりましたが、当連結会計年度より定額法に変更しております。
この変更は、親会社である大同特殊鋼株式会社グループの事業領域がグローバルに拡大する中、事業戦略立案及び事業性評価の観点からグループ内の減価償却方法の統一が検討されたため、また、当社グループの最適生産体制構築の検討を契機に、保有する有形固定資産の使用実態を調査した結果、一定期間安定的に使用される資産が大部分を占めており、今後も長期にわたり安定的な稼働が見込まれることから、定額法がより経営の実態を適切に表していると判断したために行ったものであります。
これにより、従来の方法によった場合と比較して、当連結会計年度の「日本」のセグメント利益が223百万円増加しております。また、「調整額」に含まれる各報告セグメントに配賦していない全社費用が0百万円減少しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結 財務諸表 計上額 (注)2 | ||||
日本 | タイ | 中国 | 計 | |||
売上高 | ||||||
外部顧客への売上高 | 30,354 | 1,191 | 254 | 31,799 | - | 31,799 |
セグメント間の内部売上高又は 振替高 | 61 | 1,733 | 44 | 1,838 | △1,838 | - |
計 | 30,415 | 2,924 | 298 | 33,638 | △1,838 | 31,799 |
セグメント利益又は損失(△) | 2,490 | 135 | △0 | 2,625 | △65 | 2,560 |
セグメント資産 | 33,644 | 3,476 | 418 | 37,539 | △231 | 37,307 |
その他の項目 | ||||||
減価償却費 | 1,051 | 138 | 47 | 1,238 | 0 | 1,238 |
有形固定資産及び無形固定資産 の増加額 | 1,724 | 220 | 6 | 1,951 | - | 1,951 |
当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結 財務諸表 計上額 (注)2 | ||||
日本 | タイ | 中国 | 計 | |||
売上高 | ||||||
外部顧客への売上高 | 35,130 | 1,841 | 479 | 37,451 | - | 37,451 |
セグメント間の内部売上高又は 振替高 | 76 | 2,002 | 48 | 2,128 | △2,128 | - |
計 | 35,207 | 3,843 | 528 | 39,580 | △2,128 | 37,451 |
セグメント利益 | 3,751 | 293 | 32 | 4,078 | △73 | 4,004 |
セグメント資産 | 37,978 | 3,865 | 511 | 42,355 | △289 | 42,065 |
その他の項目 | ||||||
減価償却費 | 838 | 152 | 29 | 1,020 | 0 | 1,021 |
有形固定資産及び無形固定資産 の増加額 | 3,240 | 110 | 17 | 3,369 | - | 3,369 |
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益 (単位:百万円)
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
セグメント間取引消去 | △15 | △23 |
全社費用※ | △49 | △49 |
合計 | △65 | △73 |
※ 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産 (単位:百万円)
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
セグメント間取引消去 | △243 | △300 |
全社資産※ | 11 | 10 |
合計 | △231 | △289 |
※ 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社資産であります。
(3)その他の項目
減価償却費の調整額(前連結会計年度及び当連結会計年度)は、親会社本社資産の減価償却費であります。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
ステンレス鋼線 | 金属繊維 | 合計 | |
外部顧客への売上高 | 26,423 | 5,376 | 31,799 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本 | アジア | 北米 | 欧州 | その他 | 合計 |
24,733 | 5,699 | 913 | 449 | 4 | 31,799 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本 | タイ | 中国 | 合計 |
8,491 | 1,242 | 78 | 9,812 |
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
大同興業株式会社 | 7,682 | 日本 |
当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
ステンレス鋼線 | 金属繊維 | 合計 | |
外部顧客への売上高 | 30,849 | 6,602 | 37,451 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本 | アジア | 北米 | 欧州 | その他 | 合計 |
28,444 | 7,528 | 1,120 | 350 | 8 | 37,451 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本 | タイ | 中国 | 合計 |
10,726 | 1,247 | 68 | 12,041 |
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
大同興業株式会社 | 8,607 | 日本 |
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。