当社グループを取り巻く事業環境につきましては、中国など新興国景気の悲観論後退等を背景に、LME(ロンドン金属取引所)相場等に資金が流入し、金属価格は第2四半期期初に向け大幅に上昇いたしました。しかしながら、米ドル高により貴金属が弱含むことでまず銀が下落に転じ、中国の景気減速懸念が再燃したことも加わり、ベースメタルの亜鉛・鉛も期末にかけ下落に転じました。為替相場(円/米ドル)は、米国の金融政策・実体経済の強さを背景に米ドルの独歩高となり、期中平均は前年同期比4%の円安となりました。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、前年同期比で銀価格下落、亜鉛・鉛減販等はあったものの、亜鉛価格上昇、銀増販、円安等の増収要因もあり、売上高は603億15百万円と前年同期を若干上回りました。
損益面では、個別は亜鉛価格上昇、円安等で営業利益が42億17百万円と前年同期比12億79百万円の増益となりました。連結は連結子会社の豪州の鉱山会社CBH Resources Ltd.(以下「CBH社」という。)が引き続き赤字を計上し、営業利益は31億75百万円にとどまりましたが、前年同期比では11億99百万円の増益となりました。経常利益は、上期において米ドルに対して豪ドルが強くなったことによりCBH社の米ドル建て借入金からおよそ5億円の為替評価益を計上し、35億54百万円と前年同期比で30億32百万円の増益(前年同期は20億円の為替差損を計上)となりました。これに伴い、四半期純利益は18億92百万円と、前年同期の赤字から黒字へと転じました。
2014/11/10 9:13