このような環境のもと、当社グループでは、事業のさらなる成長と強化に向けた施策の導入及び機動的な組織の構築を進めてまいりました。具体的には、国内成長事業としてのリフォーム市場への注力拡大に加え、国内既存事業においては事業効率化のさらなる推進、海外事業においてはグループ横断的なシナジーの最大化を着実に実行してまいりました。
当連結会計年度の業績は、為替換算影響や事業売却により一部子会社が連結から外れた影響のほか、前年における省エネ住宅ポイント制度終了の反動による国内需要の減少等により、売上収益は1兆7,864億47百万円(前年同期比5.5%減)と減収となりました。なお、海外事業が好調に推移したことによるプラス面に加え、リフォーム市場への注力等により、上記為替及び事業売却の影響を除くとほぼ前年同期並みでありました。利益面においては、CM等の販促費用の増加があったものの、GROHEブランドをはじめとする高粗利商品の拡販に加え、国内外でのコスト削減等が寄与した結果、事業利益は883億12百万円(前年同期比26.0%増)と増益となりました。営業利益は、国内基幹システムの一部導入範囲見直しや遊休資産の減損処理等がありましたが、それらを事業利益でカバーしたことにより675億35百万円(前年同期比73.1%増)と増益、親会社の所有者に帰属する当期損益は425億3百万円の利益(前年同期は256億5百万円の親会社の所有者に帰属する当期損失)と前年同期より大きく改善し、過去最高となりました。
※ 事業損益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。
2017/06/23 13:08