有価証券報告書-第115期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
対処すべき課題
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、経営の基本方針として次の綱領を掲げております。
・われらは社業を通じて広く社会の進運に貢献する
・われらは互いに協力し当社の限りなき発展に努める
・われらは自主と誠実を旨とし自ら恥じないことを期する
(2)目標とする経営指標
当社グループは、経営効率の向上を目指し、売上高・営業利益率を経営指標として設定し活動しております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、将来にわたって安定的な収益を確保し、ステークホルダーの皆様から評価される企業を目指し中期経営計画を策定しております。
2014年度から16年度までの中期経営計画「Reborn120」では適正な収益力をもつニッチトップ電線メーカーを目指し、2016年度に売上高120億円、営業利益率6%を目標とし取組んでまいりました。
2016年度の実績は、売上高は111.7億円、営業利益率は6.8%となりました。売上高は電極線セグメントにて採算性の低い商品の販売戦略を見直したことで海外販売が計画を下回ったことが主な要因で目標とするレベルに達しませんでした。しかしながら、営業利益率は、コスト削減活動の推進、電極線セグメントにて販売戦略の見直しによる利益改善が進み達成できました。
このような状況に鑑み、2017年度は、中期経営計画「Reborn120」を1年延長し、更なる新商品の創出力の向上と海外展開のレベルアップを図り売上高120億円を目指します。
営業利益率は将来の成長に向けて、研究開発・生産・海外販売を加速するための投資を引き続き積極的に進めることや資源価格の上昇もあり5%とします。
今後もより顧客志向を強め、海外でも価値を認められるニッチトップとなる商品を創出し、グローバル展開を進めてまいります。
2017年度のセグメント別の主な施策内容については以下のとおりであります。
①電線・ケーブル事業
・売上高拡大を目指して
・自動化、ロボット化の流れで成長が継続すると見込まれるFA市場や医療機器市場に注力する
・研究開発を強化し新商品の市場投入を加速する
・生産能力を高める
・中国、米国、欧州への販売を加速する
・中国:新規顧客をさらに獲得し、既存顧客は深耕する
・米国:昨年設立したOKI ELECTRIC CABLE AMERICA CORPORATIONにより販売活動をさらに強化する
・欧州:代理店の活用を進める
・品質と生産性をさらに高め、収益力の向上を図る
②電極線事業
・国内は顧客ニーズにタイムリーに対応し売上高拡大を図る
・海外は高品質商品により顧客のインハウスシェアを拡大する
(4)会社の対処すべき課題
今後の経営環境は、景気は底堅く推移すると期待されますが、当社グループを取巻く経営環境は決して楽観できるものではありません。
当社グループの抱えている主な経営課題は以下のとおりであります。
①積極的な事業拡大を図ること
・新商品の投入を加速し売上高の拡大を図ること
・新市場開拓を進めること
②海外販売を加速すること
・中国、米国、欧州で新規顧客を獲得すること
③安定的な収益を確保すること
・品質と生産性をさらに高め、コストを削減し、各セグメントの収益力を向上させること
なお、管理体制面については、内部統制、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスの強化に取組んでまいります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、経営の基本方針として次の綱領を掲げております。
・われらは社業を通じて広く社会の進運に貢献する
・われらは互いに協力し当社の限りなき発展に努める
・われらは自主と誠実を旨とし自ら恥じないことを期する
(2)目標とする経営指標
当社グループは、経営効率の向上を目指し、売上高・営業利益率を経営指標として設定し活動しております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、将来にわたって安定的な収益を確保し、ステークホルダーの皆様から評価される企業を目指し中期経営計画を策定しております。
2014年度から16年度までの中期経営計画「Reborn120」では適正な収益力をもつニッチトップ電線メーカーを目指し、2016年度に売上高120億円、営業利益率6%を目標とし取組んでまいりました。
2016年度の実績は、売上高は111.7億円、営業利益率は6.8%となりました。売上高は電極線セグメントにて採算性の低い商品の販売戦略を見直したことで海外販売が計画を下回ったことが主な要因で目標とするレベルに達しませんでした。しかしながら、営業利益率は、コスト削減活動の推進、電極線セグメントにて販売戦略の見直しによる利益改善が進み達成できました。
このような状況に鑑み、2017年度は、中期経営計画「Reborn120」を1年延長し、更なる新商品の創出力の向上と海外展開のレベルアップを図り売上高120億円を目指します。
営業利益率は将来の成長に向けて、研究開発・生産・海外販売を加速するための投資を引き続き積極的に進めることや資源価格の上昇もあり5%とします。
今後もより顧客志向を強め、海外でも価値を認められるニッチトップとなる商品を創出し、グローバル展開を進めてまいります。
2017年度のセグメント別の主な施策内容については以下のとおりであります。
①電線・ケーブル事業
・売上高拡大を目指して
・自動化、ロボット化の流れで成長が継続すると見込まれるFA市場や医療機器市場に注力する
・研究開発を強化し新商品の市場投入を加速する
・生産能力を高める
・中国、米国、欧州への販売を加速する
・中国:新規顧客をさらに獲得し、既存顧客は深耕する
・米国:昨年設立したOKI ELECTRIC CABLE AMERICA CORPORATIONにより販売活動をさらに強化する
・欧州:代理店の活用を進める
・品質と生産性をさらに高め、収益力の向上を図る
②電極線事業
・国内は顧客ニーズにタイムリーに対応し売上高拡大を図る
・海外は高品質商品により顧客のインハウスシェアを拡大する
(4)会社の対処すべき課題
今後の経営環境は、景気は底堅く推移すると期待されますが、当社グループを取巻く経営環境は決して楽観できるものではありません。
当社グループの抱えている主な経営課題は以下のとおりであります。
①積極的な事業拡大を図ること
・新商品の投入を加速し売上高の拡大を図ること
・新市場開拓を進めること
②海外販売を加速すること
・中国、米国、欧州で新規顧客を獲得すること
③安定的な収益を確保すること
・品質と生産性をさらに高め、コストを削減し、各セグメントの収益力を向上させること
なお、管理体制面については、内部統制、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスの強化に取組んでまいります。