有価証券報告書-第161期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/24 9:03
【資料】
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【項目】
166項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、確定給付型の企業年金制度及び退職一時金制度を設けており、一部の国内連結子会社は、中小企業退職金共済制度を併用しております。
当社は、確定拠出型の制度として、確定拠出年金制度を設けております。連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。なお、従業員の退職等に際して割増退職金を支払う場合があります。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
退職給付債務の期首残高3,557百万円3,582百万円
勤務費用202208
利息費用1414
数理計算上の差異の発生額1414
退職給付の支払額△205△228
退職給付債務の期末残高3,5823,592

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
年金資産の期首残高1,706百万円1,701百万円
期待運用収益2525
数理計算上の差異の発生額△2069
事業主からの拠出額8789
退職給付の支払額△97△136
年金資産の期末残高1,7011,750

(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高275百万円285百万円
退職給付費用4634
退職給付の支払額△32△30
制度への拠出額△4△4
企業結合の影響による増減額-13
退職給付に係る負債の期末残高285298

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
積立型制度の退職給付債務3,731百万円3,755百万円
年金資産△1,761△1,814
1,9691,940
非積立型制度の退職給付債務196199
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額2,1662,140
退職給付に係る負債2,1662,140
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額2,1662,140

(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
勤務費用202百万円208百万円
利息費用1414
期待運用収益△25△25
数理計算上の差異の費用処理額2426
過去勤務費用の費用処理額△5△5
簡便法で計算した退職給付費用4634
確定給付制度に係る退職給付費用256252

(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
過去勤務費用△5百万円△5百万円
数理計算上の差異△1081
合計△1676

(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
未認識過去勤務費用16百万円10百万円
未認識数理計算上の差異△183△101
合計△166△90

(8)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
債券30%31%
株式1416
生保一般勘定5149
その他54
合計100100

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
割引率0.4%0.4%
長期期待運用収益率1.5%1.5%
予想昇給率3.0%3.0%

3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度4百万円、当連結会計年度4百万円であります。