当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国では雇用・所得の改善に加えガソリン安の恩恵によって家計部門が牽引する緩やかな景気拡大基調が続き、欧州でも個人消費を中心として内需主導の景気回復が見られますが、新興国経済は中国経済減速を背景とした資源価格下落や自国通貨安による影響は甚大で景気低迷しています。一方、わが国経済は横這い推移していた個人消費が暖冬の影響もあり弱含み、回復基調にある企業業績も円安の一段落により下振れするリスクをはらみ、景気回復への踊り場局面が続いています。
このような状況の下、当社グループは、海外生産の増強、グローバル市場での販売拡大、国内住宅関連市場の占有率拡大や非住宅関連市場の開拓などを目指し、戦略的な製品開発、生産、営業活動を展開いたしました。国内における売上は、主に住宅関連刃物などが前年同期から減少となりました。一方、海外での売上は、東南アジア市場、アメリカ市場などが増加し、当第3四半期連結累計期間の売上高は135億9千1百万円(前年同期比0.8%増)となりました。
利益面につきましては、利益率の良い一部の製品売上が減少したことに加え、日本及び中国での売上原価率上昇などが影響し、営業利益は9億9千7百万円(前年同期比31.4%減)となりました。経常利益は為替差損7千8百万円を計上したことなどにより9億3千2百万円(前年同期比49.5%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億6千万円(前年同期比53.5%減)となりました。
2016/02/12 9:09