当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国では堅調な雇用環境に加え新政権への期待感が消費者マインドを押し上げ、企業景況感も幅広い業種で改善を見せています。欧州でも個人消費が牽引し緩やかながらも景気は回復していますが、新興諸国では米国の金利上昇や米ドル高が資本流出を誘発しており、通貨下落などの影響が拡大しています。一方、わが国経済は個人消費には依然力強さを欠くものの、米大統領選後の円安・株高を受け企業景況感は好転しています。
このような状況の下、当社グループは、海外生産の増強、グローバル市場での販売拡大、国内住宅関連市場の占有率拡大や非住宅関連市場の開拓などを目指し、戦略的な製品開発、生産、営業活動を展開いたしました。国内における売上は、主に非住宅関連刃物などが増加し微増となりました。一方、海外での売上は、期中円高による為替換算レートの影響などから減少となり、当第3四半期連結累計期間の売上高は127億9千1百万円(前年同期比5.9%減)となりました。
利益面につきましても、為替による期中売上減少の影響が大きく、また、製造原価の減価償却費などが増加したことなどから、営業利益は6億9千4百万円(前年同期比30.5%減)となりました。経常利益は、営業外収益で為替差益1億1百万円を計上したことから7億8千8百万円(前年同期比15.4%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億7千万円(前年同期比1.7%増)となりました。
2017/02/10 10:11