このような状況下、当社は、コロナ禍から復調に進む経済環境の中で、人手不足感により自動化のニーズが高まっている社会状況もふまえ、ロボットとの組み合わせを考慮したことにより人手に頼らない効率的な大量調理や洗浄が可能なシステムの開発、また総合厨房機器メーカーとして、食中毒や異物混入問題といった以前から注目されている「食の安全・安心」の課題克服にも引き続き注力し、様々な顧客ニーズに対応した厨房機器・厨房システムの提案を心がけ、営業部門、生産部門及び管理部門の各部門が一体となって業績の向上に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は162億85百万円(前年同期比17.3%増)となりました。利益につきましては、売上高総利益率が原価高の販売価格への転嫁に苦戦して前年同期より1.0ポイント低下、また、社員給与のベースアップや旅費交通費の増加等により販売費及び一般管理費が増加するも、売上高増の影響が大きく、営業利益は6億1百万円(前年同期比50.5%増)、経常利益は6億62百万円(前年同期比38.4%増)、四半期純利益は3億99百万円(前年同期比14.9%増)となりました。
なお、当社は、業務用厨房機器製造販売事業の主要販売先である学校給食関連の納期が夏季及び年度末に集中しているため、売上高が第1、第3四半期会計期間に比べて第2、第4四半期会計期間、特に3月に多くなる傾向にあります。
2023/11/10 16:36