ステンレス製管継手の製造販売を主力事業とする当社グループを取り巻く環境につきましては、民間設備投資に回復の兆しは見えるものの、足元の国内需要は依然として本格的な回復には至っておらず、企業間競争の厳しい状況が続いております。また、円安傾向が続く中、仕入コストの高止まり状態が続いており、加えてLMEニッケル相場が大きく下落し、ステンレス市況が弱含みで推移するなど、事業環境は予断を許さない状況であります。
このような状況下で、当社グループはLNG船を中心とした造船案件の確実な取り込みによる売上高と粗利益額の確保、値上げの推進、社内生産能力の強化などの施策を展開し、売上増強、収益率改善に取り組んでまいりました。造船案件につきましては、第1四半期連結累計期間後半より本格生産に入っており、売上高の増加、業績の改善に寄与しております。しかし、国内需要の回復が遅れ、厳しい価格競争が続く中、汎用品を中心とした流通問屋向け販売につきましては、不振を挽回することはできませんでした。また、当第3四半期連結会計期間に納入予定であった造船案件の一部について、納品が第4四半期連結会計にづれ込み、売上が計上できなかったこともあり、当社グループの業績は低調な結果となりました。
当第3四半期連結累計期間の連結売上高は3,441百万円(前年同四半期比1.8%増)となりました。売上総利益につきましては、前年同四半期に比べて売上高が増加したことと、売上総利益率が1.1ポイント改善し16.3%となったことによりまして、前年同四半期比47百万円増加し、559百万円となりました。この結果、営業利益12百万円(前年同四半期は営業損失48百万円)、経常損失8百万円(前年同四半期は経常損失91百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失13百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失96百万円)となりました。
2016/02/12 15:00