一方、わが国海運・造船業界は、円高進行の影響を受け企業収益が悪化しており、新興国経済の後退や船腹過剰等の状況から海運市況の回復には今暫く時間を要するものと予想される。また新造船価は低水準で推移しており、新造船受注環境の改善の遅れから今後の仕事量確保への影響が懸念されており、依然として厳しい経営環境下で先行きの見通しづらい状況が続くものと思われる。
この様な状況下にあって、当第2四半期累計期間の売上高は、主力製品である舶用内燃機関が26億8千9百万円と前年同四半期と比べ20億6百万円(△42.7%)の減収、修理・部品等は15億7千8百万円と前年同四半期と比べ1千7百万円(△1.1%)の減収、全体としては42億6千7百万円と前年同四半期と比べ20億2千3百万円(△32.2%)の減収となった。
損益面では、主機関においては販売価格の改善と製造コスト低減努力の継続による結果、採算の改善が引続き見られるものの、販売台数が減少傾向にあり、厳しい海運・造船業界の影響を受けている。また、部品販売においては未だ低迷する海運市況や円高の影響を大きく受け、売上が当初の予想を下回っているが、営業損失は1億8千2百万円(前年同四半期は2億1百万円の損失)、経常損失は1億8千3百万円(前年同四半期は2億1千8百万円の損失)、四半期純損失は1億8千万円(前年同四半期は2億2千万円の損失)と前年同期比では若干の改善となっている。
2016/11/10 15:06