こうした中にあって当社グループにおきましては、切削工具では、注力しております高硬度材加工用工具向けに開発した新材種「DH102」を得意分野の金型加工用工具を中心に商品化いたしました。主力商品である高精度刃先交換式エンドミル「ミラーボール」「ミラーラジアス」用チップのシリーズ拡張を行い、またソリッドボールエンドミルでは硬さ70HRCの高硬度材が加工可能な新製品「ワンカットボール70」を発売、販売の拡大を進めております。その他にも穴あけ用工具では発売後好評の「タイラードリル」を顧客ニーズに応えて寸法を拡張、また耐摩耗工具では複合新材料「サーメタル」の市場展開・用途開発も継続して行っており、併せて技術サービスの充実や新製品の開発にも積極的に取り組んでおります。
連結売上高は、前年同期比1.3%減の7,390百万円となりました。このうち国内販売は、焼肌チップの販売伸び悩みが影響し、前年同期比2.2%減の4,154百万円となり、輸出は同0.1%減の3,235百万円となりました。輸出の地域別では、北米向けが前年同期比6.9%増の759百万円、欧州向けが同1.1%減の789百万円、アジア向けが同3.5%減の1,598百万円、その他地域向けが同20.9%増の86百万円となり、この結果、連結売上高に占める輸出の割合は、前年同期に比べ0.5ポイント増加し43.7%となりました。
製品別では、焼肌チップが前年同期比13.0%減の964百万円、切削工具が同0.0%減の5,267百万円、耐摩耗工具が同4.8%増の1,139百万円となりました。
2016/02/12 9:31