こうした中にあって当社グループにおきましては、切削工具では、得意分野の金型加工用工具の性能向上を目的に、昨年度開発した高硬度材加工用新被膜「新DHコート」の商品化を更に進めるとともに、より高付加価値の工具材種である超高圧焼結体(CBN焼結体)を高精度刃先交換式エンドミル「ミラーボール」用チップ「ジャイアントラジアス」に採用するなど、新たな商品展開を行いました。耐摩耗工具では、より専門的な顧客対応による国内外への販売拡大を目的として事業部制を導入し、当社独自の複合新材料「サーメタル」の更なる市場展開・用途開発も推進いたしました。また、新製品の開発や販促企画の立案・実施も積極的に行い、販売の拡大を図りました。
連結売上高は、前年同期比3.7%減の2,352百万円となりました。このうち国内販売は前年同期比0.1%減の1,361百万円となり、輸出は欧州向けは増加いたしましたが、北米向け、中国向けが減少し、同8.3%減の991百万円となりました。輸出の地域別では、北米向けが前年同期比22.7%減の202百万円、欧州向けが同9.3%増の288百万円、アジア向けが同7.2%減の488百万円、その他地域向けが同59.3%減の11百万円となり、この結果、連結売上高に占める輸出の割合は、前年同期に比べ2.1ポイント減少し42.1%となりました。
製品別では、焼肌チップが前年同期比1.5%増の339百万円、切削工具が同6.4%減の1,661百万円、耐摩耗工具が同6.1%増の347百万円となりました。
2016/08/10 13:10