当中間連結会計期間は、世界的な金融政策の引き締め、急激な為替変動、中国経済の先行き懸念などから、世界経済の回復に減速感が見られました。また、長期化するウクライナ情勢に起因する原材料価格の高止まり、中東における地政学的リスクなど、依然として先行き不透明な状況となりました。当社グループに関連深い電子機器業界では、生成AI関連市場が国内外で拡大し、この動きに連動したデータセンターに設置されるサーバー向けパッケージ基板および高多層基板への需要拡大の状況が継続しました。当社グループにおいては、高付加価値工具への需要が急速に増加し、生産設備の自社開発を活かした生産能力の増強と拠点間の連携強化により対応してまいりました。
収益面では、生産拠点での稼働率向上による原価低減効果から、売上総利益段階から収益力を改善し、高い利益率を確保しております。主要取引通貨の円安進行の影響もあり、当期間の売上高は15,794百万円(前年同期比28.2%増)と大幅な増収となりました。営業利益は3,108百万円(同51.7%増)、経常利益は3,362百万円(同55.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は2,527百万円(同56.0%増)となりました。
次にセグメント別の状況ですが、日本地区では、生成AI関連市場の拡大により好調な業績をあげることができました。この地区での売上高(セグメント間取引消去額を含む。以下同じ。)は10,735百万円(前年同期比25.7%増)、セグメント利益(営業利益)は2,407百万円(同96.4%増)となっております。
2024/08/07 15:59