訂正有価証券報告書-第67期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2024/11/14 16:11
【資料】
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【項目】
140項目
(2)戦略
(人材)
独創的で高品質な製品の開発および海外を含めた新市場の開拓に挑戦していくため、プロフェッショナル人材の採用や、階層別の研修をはじめ、様々な研修を実施し人材の育成を行っております。また「開発は企業の保険なり」の社是のもと、各自が自己啓発目標と他者育成目標を定める当社独自の目標管理制度を導入し、自らの自己啓発と共に従業員同士で育成を促すことに取り組んでおります。
正規雇用のキャリア採用者の割合は、当連結会計年度では45.2%を占めております。
様々な人材が働きがいをもって能力を発揮するために、社内環境を向上する取り組みを行っております。キャリアビジョンに関する自己申告制度の導入や、健康診断やストレスチェックをはじめとする様々な健康経営について今後も努めてまいります。当連結会計年度の離職率は5.3%となりました。
当社では、育児中の従業員が安心して働ける環境づくりに力を入れております。その一環として、育児中の短時間勤務制度の拡充、配偶者同行休業制度、延長保育費用の補助、男性育児休業の推奨など、育児等を理由に離職が発生しないよう取り組んでおります。また育児等の理由で離職した従業員のカムバック制度も整備しております。
(環境)
当社グループは環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」を基本として、環境に配慮した省力化、省エネルギー製品の開発、さらに生産効率化と省エネルギー生産、廃棄物の削減、営業活動、製品輸送など全ての業務活動において、環境と人に配慮した持続可能な経営を推進してまいります。
事業活動の中で環境に影響を与える主要な環境課題となるものは、以下のとおりです。
① 開発製品の環境負荷の低減(環境配慮設計)
② 製品含有化学物質の管理と体制の構築
③ 効率的な生産の追究
④ 開発・生産・販売、通常の業務におけるCO₂排出量の削減
カーボンニュートラルへの取り組みにつきましては、国の環境方針である2050年のカーボンニュートラルの目標を念頭に取り組んでまいります。当社グループでは、「ISO14001」認証を2001年に取得するなど、早い時期から環境対応を積極的に進めており、設計・開発から調達、生産、販売・物流、使用、廃棄までのバリューチェーン全体にわたり、総合的な視点で環境負荷の低減を推進しています。
(当社グループのバリューチェーン)
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