(1)経営成績等の状況の概要に記載したとおり、繊維機械事業では、インド市場は、銀行融資の審査が厳しくなりL/C(信用状)の発行に遅れが見られ、前年を下回った。中国市場は、厳しい環境規制が続く中で、高性能の当社ウォータジェットルームや当社子会社で生産するウォータジェットルームの需要が高まった。売上高は前期比7.1%増加の33,313百万円、営業利益は同比30.6%増加の1,298百万円となった。工作機械関連事業については、主要な納入先である自動車業界や工作機械業界の需要を取り込み、過去最高水準の受注・売上となった。中国市場は、自動車業界が通年に渡り好調に推移し、前半にはEMS(携帯電話等)向けのNC円テーブル需要が高まった。米国市場は、自動車業界のほかエネルギーや医療分野向けの需要が続いた。国内市場は、自動車業界、工作機械業界向けのNC円テーブルのほか、加工素材を固定するマシンバイスの需要が高まった。売上高は前期比3.5%増加の8,888百万円、営業利益は同比15.1%増加の899百万円となった。
この結果、全体の売上高は前期比6.3%増加の42,201百万円となった。売上原価率は前期比0.4%改善し84.4%となった。販売費及び一般管理費は広告宣伝費等の増加により前連結会計年度に比べ261百万円増加し5,669百万円となった。その結果、営業利益は前期比50.0%増加の934百万円となった。営業外収益は、受取配当金、受取保険金や補助金収入の計上等により138百万円となった。一方、営業外費用は、持分法による投資損失の計上や為替差損の計上等により231百万円となった。特別利益は固定資産売却益1百万円の計上があり、特別損失は固定資産処分損2百万円の計上、減損損失23百万円の計上となっている。
当社グループは、売上高に占める輸出比率が高く、また主力の繊維機械事業ではインドや中国など、持続的な成長を図るための様々な経済改革を進める市場が売上の中心となっており、世界経済や国際政治あるいは各国の経済・金融政策の動向に大きな影響を受けざるを得ない。
2019/02/25 9:23