有価証券報告書-第56期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
有報資料
(1) 業績
当連結会計年度における経済の動向は、米国では新政権の政策をめぐる不透明感が生じたものの、雇用環境が改善し、個人消費も拡大するなど総じて堅調な推移となり、欧州でも英国のEU離脱問題の影響は限定的で、緩やかな回復傾向が持続しました。中国では政策の下支えもあり、景気の底入れが一段と進みました。わが国においても雇用情勢の改善や個人消費の持ち直しなど、緩やかな回復基調が続きました。
このような状況の中、当社グループは国内外のユーザーの様々なニーズを捉え、産地に密着した提案型の営業活動に注力いたしました。
当連結会計年度の売上の状況は、期中で円高の影響は受けたもののアジア市場を中心に主力のコンピュータ横編機の販売が拡大し大幅な増収となりました。一方で近年順調に売上が伸張していたデザインシステム事業においては若干の減収となりました。手袋靴下編機事業の売上高は回復基調となり、その他事業についても順調な推移となりました。
この結果、当連結会計年度の全体の売上高は624億32百万円(前年同期比25.9%増)となりました。
利益面におきましては円高の影響はありましたが、売上高の増加にともなって営業利益も112億62百万円(前年同期比94.8%増)と大きく増加しました。営業外においては為替差損19億29百万円が発生しましたが、経常利益は100億43百万円(前年同期比121.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は71億98百万円(前年同期比120.0%増)といずれも大幅な増益となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(横編機事業)
当社のコア・ビジネスである横編機事業において、主力のアジア市場の売上高はASEAN諸国やバングラデシュで生産効率の高いコンピュータ横編機の設備投資が年度を通じて活発に推移し、コストパフォーマンスに優れた「SSR」やさらに高速編成を可能とする「SVR」を中心に販売が拡大しました。また中国においても、同国市場のアパレル消費の高まりを受けて、従来のOEM型生産から脱却し企画提案型・高付加価値化への転換を図る動きが拡がり、ホールガーメント横編機の導入が進んだことや、新たにシューズ生産向けにコンピュータ横編機の活用領域が拡がったことなどで、販売を伸ばしました。韓国市場においてもホールガーメント横編機の最新機種「MACH2XS」の導入が加速しました。
先進国市場の中心となるイタリアにおいては、一昨年11月にミラノで開催されたITMA展において高い評価を受けた「MACH2XS」や、斬新かつ多彩な編み地の編成を可能とした「SRY」、さらに多色編成に対応する「SIR」の販売が伸びました。
一方、中東のトルコでは上半期に欧州アパレル向けの設備投資が拡大しましたが、政情不安の広がりから下半期に入り低調となりました。
また国内市場も、「MACH2XS」の採用が進んだもののコンピュータ横編機の売上高は前期に比べて減少しました。
これらの結果、横編機事業の売上高は503億78百万円(前年同期比33.3%増)、セグメント利益(営業利益)は150億73百万円(前年同期比68.5%増)となりました。
(デザインシステム関連事業)
デザインシステム関連事業では「SDS-ONE APEX3」を核として生産および流通の革新的な効率性向上を図る提案型営業を積極的に展開し、近年、ニット業界以外にもテキスタイルやインテリア、家具、雑貨など幅広い業種に採用が広がっておりましたが、今期は国内アパレルの不振の影響などで売上高はやや低調となりました。
また自動裁断機「P-CAM」については機種バリエーションを拡充し、アパレル業界以外にも自動車内装部品や家具関連、産業資材分野などへ販路を広げたことで若干ながら売上を伸ばしました。これらによりデザインシステム関連事業の売上高は40億21百万円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益(営業利益)は10億4百万円(前年同期比13.4%減)となりました。
(手袋靴下編機事業)
手袋靴下編機事業は、前期に落ち込んだ大手ユーザーの設備投資が回復し、売上高は18億87百万円(前年同期比24.8%増)、セグメント利益(営業利益)は3億67百万円(前年同期比54.8%増)と回復しました。
(その他事業)
その他事業については、メンテナンス部品やニット製品の販売などで、売上高は61億44百万円(前年同期比0.3%増)、セグメント利益(営業利益)は5億82百万円(前年同期比11.1%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて85億33百万円増加し、182億86百万円となりました。
なお、キャッシュ・フローの詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 3 資金の流動性および源泉についての分析 (1)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当連結会計年度における経済の動向は、米国では新政権の政策をめぐる不透明感が生じたものの、雇用環境が改善し、個人消費も拡大するなど総じて堅調な推移となり、欧州でも英国のEU離脱問題の影響は限定的で、緩やかな回復傾向が持続しました。中国では政策の下支えもあり、景気の底入れが一段と進みました。わが国においても雇用情勢の改善や個人消費の持ち直しなど、緩やかな回復基調が続きました。
このような状況の中、当社グループは国内外のユーザーの様々なニーズを捉え、産地に密着した提案型の営業活動に注力いたしました。
当連結会計年度の売上の状況は、期中で円高の影響は受けたもののアジア市場を中心に主力のコンピュータ横編機の販売が拡大し大幅な増収となりました。一方で近年順調に売上が伸張していたデザインシステム事業においては若干の減収となりました。手袋靴下編機事業の売上高は回復基調となり、その他事業についても順調な推移となりました。
この結果、当連結会計年度の全体の売上高は624億32百万円(前年同期比25.9%増)となりました。
利益面におきましては円高の影響はありましたが、売上高の増加にともなって営業利益も112億62百万円(前年同期比94.8%増)と大きく増加しました。営業外においては為替差損19億29百万円が発生しましたが、経常利益は100億43百万円(前年同期比121.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は71億98百万円(前年同期比120.0%増)といずれも大幅な増益となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(横編機事業)
当社のコア・ビジネスである横編機事業において、主力のアジア市場の売上高はASEAN諸国やバングラデシュで生産効率の高いコンピュータ横編機の設備投資が年度を通じて活発に推移し、コストパフォーマンスに優れた「SSR」やさらに高速編成を可能とする「SVR」を中心に販売が拡大しました。また中国においても、同国市場のアパレル消費の高まりを受けて、従来のOEM型生産から脱却し企画提案型・高付加価値化への転換を図る動きが拡がり、ホールガーメント横編機の導入が進んだことや、新たにシューズ生産向けにコンピュータ横編機の活用領域が拡がったことなどで、販売を伸ばしました。韓国市場においてもホールガーメント横編機の最新機種「MACH2XS」の導入が加速しました。
先進国市場の中心となるイタリアにおいては、一昨年11月にミラノで開催されたITMA展において高い評価を受けた「MACH2XS」や、斬新かつ多彩な編み地の編成を可能とした「SRY」、さらに多色編成に対応する「SIR」の販売が伸びました。
一方、中東のトルコでは上半期に欧州アパレル向けの設備投資が拡大しましたが、政情不安の広がりから下半期に入り低調となりました。
また国内市場も、「MACH2XS」の採用が進んだもののコンピュータ横編機の売上高は前期に比べて減少しました。
これらの結果、横編機事業の売上高は503億78百万円(前年同期比33.3%増)、セグメント利益(営業利益)は150億73百万円(前年同期比68.5%増)となりました。
(デザインシステム関連事業)
デザインシステム関連事業では「SDS-ONE APEX3」を核として生産および流通の革新的な効率性向上を図る提案型営業を積極的に展開し、近年、ニット業界以外にもテキスタイルやインテリア、家具、雑貨など幅広い業種に採用が広がっておりましたが、今期は国内アパレルの不振の影響などで売上高はやや低調となりました。
また自動裁断機「P-CAM」については機種バリエーションを拡充し、アパレル業界以外にも自動車内装部品や家具関連、産業資材分野などへ販路を広げたことで若干ながら売上を伸ばしました。これらによりデザインシステム関連事業の売上高は40億21百万円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益(営業利益)は10億4百万円(前年同期比13.4%減)となりました。
(手袋靴下編機事業)
手袋靴下編機事業は、前期に落ち込んだ大手ユーザーの設備投資が回復し、売上高は18億87百万円(前年同期比24.8%増)、セグメント利益(営業利益)は3億67百万円(前年同期比54.8%増)と回復しました。
(その他事業)
その他事業については、メンテナンス部品やニット製品の販売などで、売上高は61億44百万円(前年同期比0.3%増)、セグメント利益(営業利益)は5億82百万円(前年同期比11.1%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて85億33百万円増加し、182億86百万円となりました。
なお、キャッシュ・フローの詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 3 資金の流動性および源泉についての分析 (1)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。