半期報告書-第69期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2015/12/25 13:37
【資料】
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【項目】
52項目

業績等の概要

(1)業績
当中間会計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や日本銀行の継続的な金融緩和政策を背景に企業収益や雇用環境の改善がみられるなど景気は緩やかな回復基調で推移しております。しかしながら、海外では中国経済等の景気減速、また国内でも物価上昇による個人消費の伸び悩み等の景気の下振れ懸念があり、先行きは不透明な状況でありまうす。
このような経済状況のもとで、当社のマーケットである国内の自動車関連業界の設備投資はいまだに厳しい状況で、まだまだ先が見えません。しかしながら、売上拡大を展開するため海外の案件を確実に受注すべく多方面に情報網を作り積極的に参加しており、この効果がユーザーにも浸透し新規会社の受注を増やしております。特に大口の受注は非常に好調です。現代蔚山、江西五十鈴、ダイハツ(マレーシア)、上海GMなどです。
これらの結果、当中間会計期間の業績は売上高 1,027,703千円(前年同期比17.3%増)、営業利益は、72,059千円(前年同期は25,386千円の損失)、経常利益は、83,959千円(前年同期は18,469千円の損失)、中間純利益は、75,933千円(前年同期は20,045千円の損失)となりました。
なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フロー
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業収入が1,372,824千円(前年同期比96.7%増)と大きく増加したことにより、前中間会計期間末に比べ236,254千円(同90.3%増)増加し、当中間会計期間末には497,742千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は402,675千円(同427.5%増)となりました。
これは主に原材料又は商品の仕入れによる支出が716,525千円(同64.9%増)、その他の営業支出が61,017千円(同71.2%増)及び法人税等の支払額が30,862千円(同606.9%増)ありましたが、営業収入が1,372,824千円(同95.7%増)と大幅に増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は12,379千円(前年同期は得られた資金9,384千円)となりました。
これは有形固定資産の取得による支出が11,703千円あったこと及びソフトウエアの取得による支出が770千円あったことを反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は25,973千円(前年同期比34.0%減)となりました。
これは長期借入金の返済による支出22,000千円及びリース債務の返済による支出3,971千円があったことを反映したものであります。