これらの結果当中間会計期間のコンプレッサ部品関係の売上高は、前年同期比で約3倍(312.9%)の24億82百万円と大幅な増加となった。この売上高のうちの18億98百万円は新規のロータプーリによるものであり、それ以外の既存の製品については前年同期比25.1%の減となっている。またロータプーリは既存の製品と構成が異なり売上に占める外部購入費率が87.7%と高い影響で、外部購入費率は前年同期の53.0%から78.1%に上昇している。このため売上高から外部購入費を差引いた付加価値では前年同期比の26.4%増に留まっており、売上高の大幅な増加は外部購入費の上乗せの影響が大きく、売上高の増加と同様に事業規模が拡大したとは言えない。ほぼ終息のカーエアコン取付部品関係の売上高は前年同期比41.3%減の0.6百万円、またその他の売上高は前年同期比6.0%増の30百万円であった。これらを合計した当中間会計期間売上高は、前年同期比の約3倍(305.4%)の25億13百万円となった。
損益面では、営業損失0.7百万円(前年同期は営業損失7百万円)、中間純損失1百万円(前年同期は中間純損失9百万円)となった。
当中間会計期間においては、新規ロータプーリ生産のための移管元からの出向者の受入れ費用、物量の大幅拡大に伴う管理工数の増大、輸送費増加等に加えて、終了したシリンダブロック生産設備の機種変更対応のための改造費用など支出の上昇があり、事業規模の拡大を業績につなげられていない。今後においても受注環境の厳しさが予測されることから、販売先とのコミュニケーション強化で数量変動への先回り対応など生産性を向上させて、利益の創出を推進しなければならない。
2018/12/25 13:21