このような事業環境のもと、当社グループは、平成27年度を目標年度とする戦略経営計画“FUSION15(フュージョン・フィフティーン)”の中間年となる平成25年のグループ年頭方針を「これまでの歩みと可能性を信じて、挑戦に次ぐ挑戦を」と定め、国内空調市場での拡販、中国・アジアをはじめとする新興国事業の拡大、北米事業基盤の強化など、さらなる成長に向けた取り組みを推進した。また、収益力の抜本的強化に向けて全社一丸となって取り組んできた。
当期の業績については、主力の空調・冷凍機事業では、国内・中国・アジア等の地域での販売が堅調に推移したことに加え、円安による円貨換算額の増加もあり、増収・増益となった。また、平成24年11月に買収した米国グッドマン社の売上高・利益を第1四半期から新規連結したことによる寄与もあった。これらの結果、連結売上高は過去最高となる1兆7,830億77百万円(前期比38.1%増)となった。各利益も過去最高益を更新し、連結営業利益は1,550億75百万円(前期比75.0%増)、連結経常利益は1,541億8百万円(前期比63.7%増)となった。連結当期純利益は、投資有価証券評価損計上額が前期から大幅に減少したこともあり、918億80百万円(前期比110.8%増)と大きく増加した。
当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動では、税金等調整前当期純利益の増加等により、前連結会計年度に比べ765億52百万円増加し、1,797億13百万円のキャッシュの増加となった。投資活動では、前連結会計年度にグッドマン社株式の取得による支出があったこと等により、前連結会計年度に比べて減少幅が1,375億51百万円減少し、808億34百万円のキャッシュの減少となった。財務活動では、前連結会計年度にグッドマン社の買収資金としての長期借入れによる収入の増加及び社債の発行による収入があったこと等により、前連結会計年度に比べて1,817億69百万円減少し、382億49百万円のキャッシュの減少となった。この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ717億24百万円増加し、2,572億95百万円となった。
2014/06/27 15:45