当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~12月31日)の世界経済は、米国では堅調な個人消費を背景に景気は拡大基調にある。欧州景気は緩やかに回復しているが、地政学リスクなど景気の下押し要因が残存している。新興国経済は、中国をはじめとして、減速傾向にある。わが国経済は、雇用情勢の回復、堅調な個人消費、比較的良好な企業マインドが景気を下支えしている。
このような事業環境のもと、当社グループは、本年度を最終年度とする戦略経営計画“FUSION15(フュージョン・フィフティーン)”の完遂に向けて、重点施策に取り組んでいる。空調・冷凍機事業では、販売網の強化などにより需要を取り込んだアジアや、景気減速の中でも販売店開発や差別化商品により需要の創出に取り組んだ中国など、世界各地域で主要製品の販売を拡大した。化学事業では、半導体関連など好調市場での需要を取り込んだ。加えて、トータルコストダウンの全社推進を図るなど、売上高・利益の確保に努めた。
当第3四半期連結累計期間の業績については、アメリカ・アジアを中心に海外での販売が好調に推移したことに加え、主に米ドル・中国元を中心とした通貨の円安による円貨換算額の増加により、売上高は1兆5,516億77百万円(前年同期比8.3%増)となった。営業利益は1,665億85百万円(前年同期比11.6%増)、経常利益は1,645億92百万円(前年同期比6.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1,067億84百万円(前年同期比13.7%増)となった。
2016/02/29 15:41