有価証券報告書-第59期(2022/04/01-2023/03/31)
注18.持分法で会計処理されている投資
当連結会計年度において、提出会社の連結子会社の投資先であり、持分法適用関連会社であるアメリカのレン
タル会社ACME Business Holdco, LLC(以下、ACME社)にて金融機関からの借入に債務不履行が発生し、その債
務の保証人である提出会社が貸主である金融機関に対して代位弁済を行いました。これにより、持分法で会計処
理されている投資に減損の兆候が存在していると判断し減損テストを実施しました。
減損テストの実施にあたっては、ACME社にかかる持分法で会計処理されている投資の回収可能価額を処分費用
控除後の公正価値に基づいて評価しております。これには主としてACME社が保有するレンタル用固定資産及び子
会社株式が含まれますが、それらについてはマーケット・アプローチを用いた外部の評価専門家による評価結果
を考慮しております。その結果、持分法で会計処理されている投資の減損損失7,280百万円を、連結損益計算書
上、「持分法による投資損益」に含めて表示しております。
また、提出会社が貸主に対して保証債務を履行したことにより生じたACME社への求償債権額51,330百万円は、連結財政状態計算書上、「その他の金融資産(非流動)」に含めて表示しております。当該求償債権にかかる予
想信用損失の評価については、当連結会計年度末時点において提出会社がACME社及びその関連者と係争中である
ことから、その訴訟戦略上の予測に基づく信用リスクに応じて回収可能性を見積っております。当該前提とした
状況が変化すれば、求償債権に係る予想信用損失の見積金額が異なる可能性があるため、当連結グループでは、当該見積もりは重要なものであると判断しております。
当連結会計年度において、提出会社の連結子会社の投資先であり、持分法適用関連会社であるアメリカのレン
タル会社ACME Business Holdco, LLC(以下、ACME社)にて金融機関からの借入に債務不履行が発生し、その債
務の保証人である提出会社が貸主である金融機関に対して代位弁済を行いました。これにより、持分法で会計処
理されている投資に減損の兆候が存在していると判断し減損テストを実施しました。
減損テストの実施にあたっては、ACME社にかかる持分法で会計処理されている投資の回収可能価額を処分費用
控除後の公正価値に基づいて評価しております。これには主としてACME社が保有するレンタル用固定資産及び子
会社株式が含まれますが、それらについてはマーケット・アプローチを用いた外部の評価専門家による評価結果
を考慮しております。その結果、持分法で会計処理されている投資の減損損失7,280百万円を、連結損益計算書
上、「持分法による投資損益」に含めて表示しております。
また、提出会社が貸主に対して保証債務を履行したことにより生じたACME社への求償債権額51,330百万円は、連結財政状態計算書上、「その他の金融資産(非流動)」に含めて表示しております。当該求償債権にかかる予
想信用損失の評価については、当連結会計年度末時点において提出会社がACME社及びその関連者と係争中である
ことから、その訴訟戦略上の予測に基づく信用リスクに応じて回収可能性を見積っております。当該前提とした
状況が変化すれば、求償債権に係る予想信用損失の見積金額が異なる可能性があるため、当連結グループでは、当該見積もりは重要なものであると判断しております。