発電プラント用バルブの製造販売およびメンテナンスを主要事業とする当社グループの事業環境につきましては、原子力発電では再稼働に向けた動きが徐々に見られつつありますが、テロ対策の不備等の様々な問題から依然として見通しが立たない状況であります。火力発電では、脱炭素の動きから再生可能エネルギーなど環境に配慮した電源へシフトする傾向が強くなっていることから、国内の石炭火力プラントの新設計画が見直されている状況であり、火力発電事業を取り巻く環境が厳しくなってきております。
このような事業環境の中、バルブ製造販売部門では、バングラデシュのMatarbari火力発電所1号機、サウジアラビアのRabigh火力発電所5号機、ベトナムのVanPhong火力発電所1号機など、海外火力発電所向けの販売が中心となりました。また、横須賀火力発電所新2号機、島根原子力発電所3号機など、国内向けの販売も概ね堅調に推移した結果、売上高は前年同期を若干上回ることとなりました。
メンテナンス部門では、柏崎刈羽原子力発電所7号機の設備設置工事のほか、橘湾火力発電所1号機、松浦火力発電所2号機、七尾大田火力発電所1号機向けの点検工事を中心として概ね計画通りに売上を計上した結果、売上高は前年同期を上回ることとなりました。
2021/10/08 9:08