当第1四半期累計期間における経済環境は、わが国においては消費税増税前の駆け込み需要の反動は見られたものの、経済対策の効果により、企業収益や雇用環境が改善されるなど、緩やかな回復基調を継続しております。海外経済については、米国が引き続き堅調に推移しておりますが、欧州の政治状況の不安、中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化等の不安定要素を抱えており、依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社の売上高は、液化石油ガス(LPG)用容器用弁が、西日本宮入販売株式会社の主要ユーザー様からの意向による直接取引の開始がほぼ完了した事、また、容器再検査需要が回復方向にあり販売数量、金額が共に増加となりました。液化石油ガス(LPG)用弁類につきましては、海上輸送用弁が円安基調による造船市場の回復により販売金額が増加しました。その他弁類につきましては、病院増改築需要増により医療関連が増加しており、順調に推移しております。屑売上高につきましては、単価は下落したものの、数量が増加したことにより売上高は増加いたしました。
以上により、売上高は1,127百万円(前年同期比19.5%増)となり、大幅な増収となりました。
2014/08/12 16:37