当中間連結会計期間のわが国経済は、企業の設備投資や製造業の生産活動が持ち直し、それに伴い雇用環境と所得環境の改善につながり、緩やかな回復傾向にあります。一方で、欧米における高金利水準の継続や中国における不動産市場の低迷の継続等、海外景気の下振れがわが国景気の下押しリスクとなっております。併せて、インフレの進行やウクライナ、中東情勢などの地政学リスク、米中対立による規制強化が懸念される等、引き続き景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境の中、電子機器関連事業では、半導体製造装置市場において昨年度からの調整局面に回復の兆しがあるもののその勢いは足許においては弱く、当社半導体・液晶製造装置関連業界向けピラフロン製品の売上は横ばいにとどまりました。併せて、免震装置関連製品などの販売も低調だったことや積極投資による固定費増加や一時的なコスト増も重なり、電子機器関連事業の売上高と営業利益は前年同期比で減少となりました。
産業機器関連事業では、エネルギーとケミカル市場向け製品の販売が減少したものの、石油プラント向け製品の販売が増加したことに加え、子会社のタンケンシールセーコウの業績が堅調に推移したことにより、売上高は前年同期比で増加しました。一方、営業利益は設備投資に伴う減価償却費増や一時的なコスト増により前年同期比で減少となりました。
2024/11/13 10:05