有価証券報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)

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2026/06/25 10:22
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166項目
41.初度適用
当社グループは、当連結会計年度からIFRS会計基準に準拠した連結財務諸表を開示しております。我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準(以下「日本基準」という。)に準拠して作成された直近の連結財務諸表は、2025年3月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRS会計基準への移行日は、2024年4月1日であります。
(1) IFRS第1号の免除規定
IFRS会計基準では、IFRS会計基準を初めて適用する会社に対して、原則としてIFRS会計基準で要求される基準を遡及して適用することを求めております。ただし、IFRS第1号はIFRS会計基準で要求される基準の一部について例外及び免除を認めており、免除規定の適用に基づく影響は、移行日において利益剰余金又はその他の資本の構成要素において調整しております。
当社グループが適用した主な免除規定は以下のとおりであります。
① 企業結合
当社グループは、移行日前に行われた企業結合に対してIFRS第3号「企業結合」を遡及適用しないことを選択しております。この結果、移行日前の企業結合から生じたのれんの額については、日本基準に基づいた帳簿価額のまま調整しておりません。なお、当該のれんについては、減損の兆候の有無にかかわらず移行日時点で減損テストを実施しております。
② 在外営業活動体の換算差額
当社グループは、移行日現在の在外営業活動体の換算差額累計額をゼロとみなすことを選択し、利益剰余金で認識しております。
③ 移行日前に認識された金融商品の指定
IFRS第1号では、移行日時点で存在する事実及び状況に基づき、IFRS第9号「金融商品」に従って金融資産の指定を行うことができます。当社グループは、保有している金融商品を移行日時点の状況に基づき指定しております。
④ 金融商品の当初認識時の公正価値の測定
IFRS第9号の金融資産及び金融負債の当初認識時における公正価値測定及び利得又は損失の認識に関する規定について、当社グループは、将来に向かって適用することを選択しております。
⑤ リース(借手)
当社グループは、移行日時点で存在する契約にリースが含まれているかどうかを、同日時点で存在する事実及び状況に基づいて判定しております。また、リース負債を、残りのリース料を移行日現在の借手の追加借入利子率で割り引いた現在価値で測定し、使用権資産をリース負債と同額で測定しております。なお、IAS第36号「資産の減損」を移行日現在で使用権資産に適用しております。
⑥ 株式報酬取引
当社グループは、移行日前に権利確定した株式報酬に対して、IFRS第2号「株式に基づく報酬」を遡及適用しないことを選択しております。
⑦ 借入コスト
当社グループは、移行日より前に発生した適格資産に係る借入コストについて、IAS第23号「借入コスト」を遡及適用しないことを選択しております。
(2) IFRS第1号の強制的な例外規定
IFRS第1号では、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「非支配持分」及び「金融資産の分類及び測定」等について、IFRS会計基準の遡及適用を禁止しております。当社はこれらの項目について移行日より将来に向かって適用しております。
(3) 調整表
IFRS第1号で求められる調整表は以下のとおりであります。なお、調整表の「表示組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差異」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を表示しております。
資本に対する調整
移行日(2024年4月1日)
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS
会計基準
注記IFRS会計基準表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金35,224△5129935,472A現金及び現金同等物
受取手形、売掛金及び契約資産86,206△1,1191,07086,157A,B営業債権及びその他の債権
電子記録債権3,849△3,849
リース投資資産412△412
103,124262103,387A,E棚卸資産
商品及び製品52,857△52,857
仕掛品13,159△13,159
原材料及び貯蔵品37,106△37,106
2,598362,634Lその他の金融資産
その他8,5469953479,889Aその他の流動資産
貸倒引当金△1,8591,859
流動資産合計235,503232,015237,541流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産37,397△92636,471A有形固定資産
建物及び構築物(純額)15,327△15,327
機械装置及び運搬具
(純額)
2,483△2,483
工具、器具及び備品
(純額)
7,445△7,445
土地11,649△11,649
使用権資産(純額)8,7858,80117,586A,I使用権資産
建設仮勘定490△490
無形固定資産122,5973,076125,673A,D,Eのれん及び無形資産
顧客関係資産36,811△36,811
ソフトウェア6,234△6,234
のれん71,536△71,536
その他8,014△8,014
投資その他の資産
3,6653,665持分法で会計処理されている投資
投資有価証券14,570△14,570
14,7611,54716,308A,Cその他の金融資産
繰延税金資産9,11114,28423,396A,F繰延税金資産
退職給付に係る資産26,579△26,579
その他11,276△5,9571775,497その他の非流動資産
貸倒引当金△2,1012,101
固定資産合計228,216381228,597非流動資産合計
資産合計463,719232,397466,139資産合計


(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS
会計基準
注記IFRS会計基準表示科目
負債の部負債
流動負債流動負債
支払手形及び買掛金17,6789,862△17927,361A営業債務及びその他の債務
電子記録債務9,862△9,862
短期借入金38,2865,672△7743,881A、L社債及び借入金
1年内返済予定の長期借入金5,672△5,672
2,7523,4276,179A,Iリース負債
16,5544,66721,221A,J従業員給付
11,58928911,878A,Lその他の金融負債
未払法人税等11,0114211,054A未払法人所得税
契約負債24,277△24,277
賞与引当金14,922△14,922
役員賞与引当金186△186
株式付与引当金464△464
その他38,7208,4341,76048,915A,Kその他の流動負債
流動負債合計161,083△5209,930170,493流動負債合計
固定負債非流動負債
社債10,00037,040△27946,761L社債及び借入金
長期借入金37,040△37,040
リース債務6,476△355,51911,960A,Iリース負債
1,82019,12220,943G,J従業員給付
4,6973,4968,193L,Mその他の金融負債
繰延税金負債12,078△43511,643A,F繰延税金負債
株式給付引当金315△315
退職給付に係る負債1,820△1,820
その他11,756△4,5832537,426その他の非流動負債
固定負債合計79,489△23627,676106,928非流動負債合計
負債合計240,572△75637,606277,422負債合計
純資産の部
株主資本資本
資本金12,89212,892資本金
資本剰余金7799,47510,255M資本剰余金
利益剰余金161,4929,088170,580A,N利益剰余金
自己株式△8,097△8,097自己株式
その他の包括利益累計額55,989△53,5722,416C,G,Hその他の資本の構成要素
188,047親会社の所有者に帰属する持分合計
非支配株主持分870△200669A非支配持分
純資産合計223,147779△35,209188,717資本合計
負債純資産合計463,719232,397466,139負債及び資本合計


前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS
会計基準
注記IFRS会計基準表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金51,580△11151,468現金及び現金同等物
受取手形、売掛金及び契約資産66,492△1,1871,33166,636B営業債権及びその他の債権
電子記録債権2,091△2,091
リース投資資産340△340
89,32334389,667E棚卸資産
商品及び製品41,028△41,028
仕掛品9,385△9,385
原材料及び貯蔵品38,909△38,909
2,296252,321Lその他の金融資産
未収還付法人税等1,528△1,528
その他8,2901,623△959,818その他の流動資産
貸倒引当金△1,3391,339
流動資産合計218,3081,604219,913流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産36,774△77436,000有形固定資産
建物及び構築物(純額)15,023△15,023
機械装置及び運搬具
(純額)
2,728△2,728
工具、器具及び備品
(純額)
7,081△7,081
土地11,626△11,626
使用権資産(純額)9,2888,78718,075I使用権資産
建設仮勘定314△314
無形固定資産112,61912,317124,936D,Eのれん及び無形資産
顧客関係資産33,101△33,101
ソフトウェア6,661△6,661
のれん65,172△65,172
その他7,684△7,684
投資その他の資産
462462持分法で会計処理されている投資
投資有価証券11,011△11,011
14,3642,12816,492Cその他の金融資産
繰延税金資産5,85717,58023,437F繰延税金資産
退職給付に係る資産32,899△32,899
その他12,158△5,9161056,348その他の非流動資産
貸倒引当金△2,1012,101
固定資産合計218,5087,244225,753非流動資産合計
資産合計436,8168,848445,667資産合計


(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS
会計基準
注記IFRS会計基準表示科目
負債の部負債
流動負債流動負債
支払手形及び買掛金14,0185,37619,395営業債務及びその他の債務
電子記録債務5,376△5,376
短期借入金15,1174,617△3419,700L社債及び借入金
1年内返済予定の長期借入金4,617△4,617
3,1283,4426,570Iリース負債
12,8605,01517,875J従業員給付
10,8325710,890Lその他の金融負債
未払法人税等968968未払法人所得税
契約負債26,279△26,279
賞与引当金11,271△11,271
役員賞与引当金300△300
株式付与引当金554△554
その他33,19211,0921144,295Kその他の流動負債
流動負債合計111,698△4938,491119,696流動負債合計
固定負債非流動負債
社債24,20035,307△29159,215L社債及び借入金
長期借入金35,307△35,307
リース債務6,357△435,62211,936Iリース負債
1,85217,24519,097G,J従業員給付
4,6643,7338,397L,Mその他の金融負債
繰延税金負債12,54722412,771F繰延税金負債
株式給付引当金347△347
退職給付に係る負債1,852△1,852
その他12,836△4,6822538,407その他の非流動負債
固定負債合計93,448△40826,786119,826非流動負債合計
負債合計205,146△90135,277239,523負債合計
純資産の部
株主資本資本
資本金12,89212,892資本金
資本剰余金1509019,47410,525M資本剰余金
利益剰余金170,88617,872188,758N利益剰余金
自己株式△7,705△7,705自己株式
その他の包括利益累計額54,682△53,780901C,G,Hその他の資本の構成要素
205,373親会社の所有者に帰属する持分合計
非支配株主持分7645769非支配持分
純資産合計231,670901△26,429206,143資本合計
負債純資産合計436,8168,848445,667負債及び資本合計


資本に対する調整に関する注記
① 表示組替
IFRS会計基準に準拠するために表示組替を行っており、主な内容は以下のとおりであります。
・日本基準において区分掲記していた「受取手形、売掛金及び契約資産」を、「受取手形」及び「売掛金」は「営業債権及びその他の債権」として、「契約資産」は「その他の流動資産」として表示しております。
・日本基準において区分掲記していた「商品及び製品」、「仕掛品」、「原材料及び貯蔵品」を「棚卸資産」として一括表示しております。
・日本基準において「投資有価証券」に含めていた「持分法で会計処理されている投資」について、区分掲記しております。
・「その他の金融資産」及び「その他の金融負債」を別掲しております。
② 認識及び測定の差異
A.決算期変更
一部の子会社の決算日を12月31日から3月31日に変更したことに伴い、2024年1月1日から2024年3月31日までの3ヶ月間損益について、日本基準では、前連結会計年度の利益剰余金の増減として調整しておりますが、IFRS会計基準では、移行日において関連する科目残高を調整しております。
B.営業債権及びその他の債権
日本基準では、オペレーティング・リースに分類されていた一部の貸手リース契約について、IFRS会計基準ではファイナンス・リースとしてリース債権を計上しております。
C.金融商品
日本基準では、市場性のない資本性金融商品について取得原価で計上しておりました。IFRS会計基準では、資本性金融資産をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定することが認められており、当該指定の資本性金融資産の売却損益及び減損損失を「その他の包括利益」として認識しております。なお、一部の金融商品については、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しており、公正価値の変動額を純損益で認識しております。
D.のれん
日本基準では、のれんはその効果が及ぶ期間にわたって償却しておりましたが、IFRS会計基準では移行日以降の償却は行っておりません。
E.無形資産
日本基準では、費用処理している一部の開発費用について、IFRS会計基準ではIAS第38号「無形資産」に規定される要件を満たすことから無形資産として計上しております。
F.税効果
日本基準からIFRS会計基準への調整に伴い一時差異が発生したこと及び繰延税金資産の回収可能性を再検討したこと等により、「繰延税金資産」及び「繰延税金負債」の金額を調整しております。また、未実現損益の消去に伴う税効果について、日本基準では売却元の税率を使用していましたが、IFRS会計基準では売却先の税率を使用して算定しております。
G.確定給付制度の再測定
日本基準では、確定給付制度の数理計算上の差異及び過去勤務費用について、「その他の包括利益累計額」として認識し、その後、将来の一定期間にわたり純損益として認識しておりました。
一方、IFRS会計基準では、数理計算上の差異は発生時に「その他の包括利益」として認識し、直ちに「利益剰余金」へ振り替え、過去勤務費用は発生時の純損益として認識しております。
また、IFRS会計基準では、日本基準と異なり、確定給付制度が積立超過である場合には、確定給付資産の純額は資産上限額に制限されるため、「退職給付に係る資産」が減少しております。
H.在外営業活動体の換算差額
IFRS会計基準適用にあたってIFRS第1号にある在外営業活動体の換算差額累計額の免除規定を適用し、移行日現在で在外営業活動体の換算差額累計額をゼロとみなすことを選択し、「利益剰余金」で認識しております。
I.リース
日本基準では、借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースについては通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりました。IFRS会計基準では、借手のリースについてファイナンス・リース又はオペレーティング・リースに分類せず、リース取引について「使用権資産」及び「リース負債」を認識しております。
J.有給休暇に係る債務
日本基準では認識していなかった有給休暇に係る債務について、IFRS会計基準では未消化の有給休暇に係る債務を認識しております。
K.賦課金
日本基準では、納付義務の発生した固定資産税等の賦課金に該当する項目について、会計年度にわたり費用処理していましたが、IFRS会計基準では納付義務の発生した時期に全額費用処理するとともに「その他の流動負債」として計上しております。
L.デリバティブ及び借入金
日本基準では、通貨スワップについては振当処理を、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては特例処理を採用しておりましたが、IFRS会計基準ではヘッジ会計を適用しないこととしたため、純損益を通じて公正価値で測定しております。
M.非支配株主に係る売建プット・オプション
非支配持分の所有者に付与した子会社株式の売建プット・オプションにつき、日本基準では負債を認識しておりませんでしたが、IFRS会計基準では、その行使価格の現在価値を「その他の金融負債」として認識するとともに、「資本剰余金」から減額しております。また、非支配株主が権利行使をした際には、「その他の金融負債」と「非支配持分」を取り崩し、払込金額との差額を「資本剰余金」に計上しております。
N.利益剰余金に対する調整
IFRS会計基準の適用による利益剰余金に対する影響は以下のとおりであります。なお、以下の金額は、関連する税効果を調整した後の金額であります。(△:損失)
(単位:百万円)
移行日
(2024年4月1日)
前連結会計年度末
(2025年3月31日)
金融商品△11,389△11,507
無形資産3,0813,662
のれん8,663
在外営業活動体の換算差額41,06041,060
リース443360
有給休暇に係る債務△4,247△4,513
賦課金△184△210
確定給付制度の再測定△18,315△20,589
税効果3271,049
決算期変更△1,033
その他△652△99
利益剰余金調整額9,08817,872


損益及び包括利益に対する調整
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS
会計基準
注記IFRS会計基準表示科目
売上高369,017△372368,645売上収益
売上原価202,665398203,064B、D売上原価
売上総利益166,351△771165,580売上総利益
販売費及び一般管理費129,587△6,446123,140A、B、D販売費及び一般管理費
6868減損損失
1,428△1121,315その他収益
1,685△301,655その他費用
営業利益36,764△3255,59442,032営業利益
営業外収益3,632△3,632
営業外費用10,391△10,391
2,907△3172,590E金融収益
7,2122867,498E金融費用
特別利益703△703
特別損失1,269△1,269
△2,696183△2,512持分法による投資損益(△は損失)
税金等調整前当期純利益29,4385,17434,612税引前利益
11,881△2,1619,720C法人所得税費用
法人税、住民税及び
事業税
8,694△8,694
法人税等調整額3,186△3,186
当期純利益17,5577,33524,892当期利益
その他の包括利益その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他有価証券評価差額金△263700437Eその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産
退職給付に係る調整額349△483△134D確定給付制度の再測定
純損益に振り替えられる可能性のある項目
為替換算調整勘定△1,403△51△1,454在外営業活動体の換算差額
その他の包括利益
合計
△1,317166△1,151その他の包括利益合計
包括利益16,2407,50023,740当期包括利益


損益及び包括利益に対する調整に関する注記
① 表示組替
日本基準では「営業外収益」、「営業外費用」、「特別利益」及び「特別損失」に表示していた項目について、IFRS会計基準では、財務関連項目を「金融収益」及び「金融費用」、それ以外の項目を「その他収益」、「その他費用」及び「持分法による投資損益」に含めて表示しております。
② 認識及び測定の差異
A.のれん
日本基準では、のれんはその効果が及ぶ期間にわたって償却しておりましたが、IFRS会計基準では移行日以降の償却は行っておりません。
B.無形資産
日本基準では、費用処理している一部の開発費用について、IFRS会計基準ではIAS第38号「無形資産」に規定される要件を満たすことから無形資産として計上しております。
C.税効果
日本基準からIFRS会計基準への調整に伴い一時差異が発生したこと及び繰延税金資産の回収可能性を再検討したこと等により、「繰延税金資産」及び「繰延税金負債」の金額を調整しております。また、未実現損益の消去に伴う税効果について、日本基準では売却元の税率を使用していましたが、IFRS会計基準では売却先の税率を使用して算定しております。
D.確定給付制度の再測定
日本基準では、確定給付制度の数理計算上の差異及び過去勤務費用について、「その他の包括利益累計額」として認識し、その後、将来の一定期間にわたり純損益として認識しておりました。
一方、IFRS会計基準では、数理計算上の差異は発生時に「その他の包括利益」として認識し、直ちに「利益剰余金」へ振り替え、過去勤務費用は発生時の純損益として認識しております。
また、IFRS会計基準では、日本基準と異なり、確定給付制度が積立超過である場合には、確定給付資産の純額は資産上限額に制限されるため、その調整を「その他の包括利益」として認識し、直ちに「利益剰余金」へ振り替えております。
E.金融商品
日本基準では、資本性金融商品の売却損益及び減損損失を純損益としておりましたが、IFRS会計基準ではその他の包括利益を通じて公正価値で測定することに指定した資本性金融資産については、当該公正価値の変動額を「その他の包括利益」として認識し、認識を中止した場合に「利益剰余金」に振り替えております。また、IFRS会計基準に基づき純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類された場合には、公正価値で測定し、その変動額は純損益を通じて認識しております。
(4) キャッシュ・フローに対する調整に関する注記
日本基準に準拠し開示していた連結キャッシュ・フロー計算書と、IFRS会計基準に準拠し開示している連結キャッシュ・フロー計算書の主要な差異は、以下のとおりであります。
・IFRS第16号「リース」の適用により、日本基準上はオペレーティング・リースとなるリース料の支払を、営業活動によるキャッシュ・フローから「リース負債の返済による支出」として財務活動によるキャッシュ・フローに区分を変更しております。
・IFRS会計基準においては資産化の要件を満たす開発費の支出について、営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローに区分を変更しております。
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学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。